中国のRCクローラー専門メーカー「RGT Racing」から新製品が登場予定です。
RGTといえば、製品リリース毎にシャーシのコンセプトを変えてくるメーカーで、ラインナップも充実しています。アメリカのメーカーでは実現出来ないような素早い展開とボディチョイス(非ライセンス)が魅力でもあります。
2年前にリリースされた「Challenger」は充実した仕様が特徴の全部盛りマシンでしたが、今回の”Challenger PRO”は更にアップグレードされたRGTモデルの中でも最上位に位置づけされるであろう注目の製品となっています。
ということでチャックしてみます。
ちなみに、お馴染みのOBL HOBBYさんがRGTの日本正規代理店になっていますので、今後の入手性もバッチリです。
http://www.aiobl.com/
https://www.rgt-racing.com/
RGT CHALLENGER PRO – EX86170PRO
前作と同じくパワーワゴンスタイルのボディを搭載しています。
塗装はマット仕様の2色展開。
ベースは同じなのですが、軽量化の為にスペアタイヤやLEDライトバーなどのボディーパーツは省略されています。
PROの名の由縁
このマシンは所謂”全部盛り”系のマシンです。※後述
であると同時に、装着パーツもパフォーマンスに優れたものが採用されています。
例えばモーターはESCと2in1のブラシレスシステムになっています。
ブラシレスモーターがRTRに搭載されるとどうしても金額がアップするので、殆どのメーカーはブラシを採用しますが、ここは嬉しい点かな、と思います。※恐らくこのモーターはHobbywingのFUSION SE。
サーボも金属ケースの35kgタイプが装着されています。
そのほかマイクロサーボもメタルギア版が搭載。サスペンションやギア関連も上位版が使用され強度もアップしていると思われます。
シャーシの構造自体は前作のChallengerと同じです。
- DIG機能
- 2スピード切替
が装着されています
最大の注目ポイント2つ
こちらのRGT Challenger PROには、今までRTRでは実装された事が無いであろう注目すべきギミックが2つ存在します。
リアウインチ
こちらの画像、リア側を撮した物ですが、分かりますか?
リア側にウインチが付いています。
もちろんリモートでの巻き取りが可能です。
面白いですね〜。
スウェイバーのリモートロック/アンロック
そしてもう一つが、リアに装着されている”Sway Bar”の機能をリモートでON/OFF出来る機構が追加されています。
これがそのスタビのロックアンロックをする機構。
画期的ですね〜。※マイクロサーボで制御します。
これ、今後アメリカのメーカーのマシンでも採用してきたら面白いなぁ。
Challenger Proにはマイクロサーボが3つ付いてます。DIGで1個。2スピードで1個。ウインチで1個、SwayBarで1個、なので4つ使いそうですが、どうなってるんだろうか?
ということで、なかなか魅力的な逸品です。
今までのRGTマシンの中では確実に熟成された領域にあるマシンの様な気がします。
コイツの走行性能は実に気になります。
OBL HOBBY
http://www.aiobl.com/shopdetail/000000005266/
http://www.aiobl.com/shopdetail/000000005265/
コメント