【新製品】ELEMENT RC ポータルアクスル コンバージョンキット

ELEMENT RCから興味深い製品が爆誕しました!!

僕的な予想ではエレメントから出ることは「無い」と思っていた、

エレメントのポータルアクスル製品

の第一弾がついに登場ということで、これは要チェックすぎるアイテムですぞ!

目次

ELEMENT RC Enduro Portal Axle Conversion Kit 40128

本格RCクローラーシーンにおける”アクスル”は、マシンにおける最重要ファクターといえるパーツです。

色々なメーカーの色々なラジコン製品がありますが、「名機」といわれる製品は必ずアクスル単体の評価が高く、アクスルだけが他マシンのパーツとして採用される実績が多く見られます。

  • AXIAL AR44 & AR45
  • ELEMENT ENDURO
  • TRX4
  • VANQUISH F9 F10 etc…

ある意味、アクスルのみが流用されないマシンは、そこまでの評価と言える事も出来ます。

そんなアクスル市場、特にLCG系マシンでの採用実績が高いメジャーなアクスルと言えば、ELEMENT ENDUROのストレートアクスルです。ELEMENTはアソシのクローラーブランドという事もあり、競技系に振ったコンセプトという印象が強く、重心が高くなるポータルアクスルへの参入は無いと個人的に思っていたのですが、、、、、まあ、そりゃ出ますよね(笑)

ポータルアクスル = ハブリダクション

https://ja.wikipedia.org/

最低地上高が高くなるので障害物などに有効であるだけでなく、減速機構がハブに着いているのでギア比の調整もしやすくなります。これはミッションの小型化などにも貢献しますね。あとオーバードライブとかも設定しやすくなる。ただし、重心は高くなるので、LCG等のコンペティショナルなクローリングの場合はデメリットになるケースもある(一長一短)。もちろん設定次第ですが。

このアクスルは通常のENDUROストレートに比べ1インチ=2.54cm地上高が高くなっています。
この2.54cmが岩の突起物などをクリアする事でスムーズな走行が可能になるケースがあります。

製品概要

こちらのコンバージョンキットですが、このキット単体で前後のアクスルが完成する製品だと思います。

「思います」というのは、ELEMENTのストレートアクスルのキットの場合、前後のアクスルを完成させるにはキット以外にパーツが複数必要になるという事があり、あくまでも”スペアパーツ”的な位置づけのアクスルキットが存在しているからです。

ただ、こちらはコンバージョンキットとしてパッケージ化された製品なので問題無いでしょう。

つまり、コレをゲットすれば、前後のポータルアクスルが完成する事になります。

ポータルアクスルですので、もちろんギア比が変わって来ますのでギア類も付属しています。

価格は$139.99。
日本の正規品も年内には導入されると思われます。

Enduro Portal Axle Conversion Kit
https://www.associatedelectrics.com/element/cars_and_trucks/Enduro_Portal_Axle/Conversion_Kit/

ポータルアクスル コンバージョンキットの魅力的なポイント

ここからは個人的な感想です。

このキット

確実に買いです

ELEMENTファンの僕としてはもちろんですが、そうでない方にとってもこのアクスルキットは買いだと思います。

オーバードライブ率

ELEMENTENDUROの純正オーバードライブ率は最高で11.83%です。(正しくはアンダードライブ)。
ENDURO SEの場合、オプションの(ASC42338)ギアを使うと18.46%程になります。

昨今のOD/UD率は30%超え当たり前です。
でも、ELEMENTの場合、アクスルではなくトランスミッション内のギアでOD/UDを調整するので、その自由度が少なかったというのが今までの現実です。

でも!

これからはポータルアクスルギアでの設定が可能になります。
つまり、ミッション+ポータルギアです。

ポータルギアは小さいので作るコストも下げられると思われ、社外品のギアも期待出来ます。

ちなみにFactory Teamの12/23ギアセット #42372を使うと36%のUDが可能になります。

コンバージョンキット単体では前後のポータルアクスルギア比に差が無いので、トランスミッションのUD率がそのまま反映されます。

4WS対応アクスル

このキットは良い意味でコストダウンが図られています。

前後のアクスルハウジングは同じ物が採用されています。※普通はステアリング機構の有り無しで形状が違うモノが採用されます

どういう事かというと、上のイラストにあるように、リアのアクスルはリンクでステアリング機構が動かないように固定されているんですね。【リア トー ロックアウト】

こういうことです。

このリンクを外すとハブはブラブラ状態になります。

つまり、4WS化が可能なんです。

という事で、僕にとってはマストアイムですねコレ。

入手しないワケにはいかない製品となりそうです。
皆さんもチェックしてみてください🎶Enduro Portal Axle Conversion Kit
https://www.associatedelectrics.com/element/cars_and_trucks/Enduro_Portal_Axle/Conversion_Kit/

TEAM AJ;https://www.teamaj.jp

https://www.associatedelectrics.com/element/

※当ブログは”Associated Electrics, Inc.“より画像等の使用許可を得ています。
※This blog has permission to use images etc. from “Associated Electrics, Inc.

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