【開封レビュー】Carisma(カリスマ)1/10スケール SCA-1E 2.1 SPEC トヨタ タコマ TRD PRO – Toyota Tacoma

ついにこの日がやってきました。

Carisma(カリスマ)の1/10スケール RCクローラーラジコン「TOYOTA TACOMA TRD PRO」の紹介です。

このブログではCarismaの製品にずっと注目してきました。
センス溢れるボディセレクトはライセンスボディを中心に展開され、改良を重ねてきたオリジナルシャーシのレベルも高い。

アジア圏のメーカーとは思えない、ブランド力の高さとパッケージ力の強さが何よりも魅力。
それでいて価格もお手頃。

そんなCarismaの「トヨタ タコマ TRD Pro」は近年リリースされた製品の中でも人気の1台。
今回は開封レビューということでその全貌に迫ります。

目次

Carisma SCA-1E 2.1 SPEC Toyota Tacoma TRD PRO 1/10th 4WD RTR 313mm WB 開封

RTR(組立済み)の2021 TOYOTA TACOMA。
1/10スケールです。

ボディはブラックに塗装済みの2021年式 トヨタ タコマ TRD PROの正規ライセンス版。

ホイールベースは313mmとなっています。

RTRですので付属品も豊富です。
オプション装着用のバンパーやスライダー、ESC設定用のプログラミングカード、

さらにニッケル水素のバッテリーまで付属しています。

そして、プロポですが、

技適取得済みです
208-180153

これ、結構珍しいですよね〜。
カリスマは日本展開を以前からしているので、こういう対応がしっかりされています。

ボディチェック

タコマ、カッコ良いですね〜。

正規ライセンスボディであるという説得力の高さが、全体ににじみ出ています。
ちなみに「TOYOTA」エンブレムはデカールです。

TRD PROやTACOMAのロゴももちろん再現されています。
この辺って、ホントに重要な要素で、これであるのと無いのとではイメージが全然かわります。

付属のスライダーはネジで固定するだけです。

厚くも無く薄くも無いポリカーボネート製ボディ。
程よく軽量で良いと思います。
キャブとベッド部分は分離できるタイプです。

前後のバンパーはプラスチック製。
その他ドアハンドルやシャークフィンアンテナなど、プラパーツアクセサリーもふんだんに使用されています。

フロントのLEDはデイライトスタイル。デカールで処理されています。

リアのライトも透けるデカールでブレーキライトとテールライトを表現。

デカールの処理はちょっと雑かも・・・(笑)

カッコ良いです。

これは完全にUSメーカー製クローラーに匹敵する製品だと思います。

シャーシ部を見ていく

タコマに採用されているのCarismaのクローラー用シャーシ「SCA-1E 2.1 SPEC」。
幾度かの改良を重ねてきたSCA-1Eの最新版です。

まずこのシャーシ、弱点もありますが、スゴくよく走ります。
ビックリするぐらい性能が高いです。

全体的にはAXIAL SCX10ii系のレイアウトです。

フロントにサーボとバッテリートレイ、センタートランスミッション、リアにESCと受信機ボックス。

シャシーレールはアルミ製で、適度にしなやかさがあります。

フロント縦置きタイプのバッテリートレイは大容量タイプも装着出来るスペースを確保しています。

モーターは540タイプ。
専用の保護カバーで覆われたデザインが特徴。

スバーギアもこんな風に隠されていますが、穴が開いています。

スキッド裏はこれも独自の形状で、特に他メーカーのギア簿との互換性はなさそうです。

アンチトルクツイスト機構

SCA-1E 2.1 SPECシャーシの特徴の1つに「アンチトルクツイスト機構」があります。

登坂時に現れるトルクツイスト(登坂時に片足が浮く)を抑制する為に、前後のプロペラシャフトの回転方向を逆向きに設定してあります。※フトントは時計回り、リアは反時計回り

この機構、もの凄く効きます。
驚くほどトルクツイストがでません。

これ、59°くらいの角度なんですが、ほぼ完全にトルクツイストが出ていません。
スゴイです。

普通、この位の角度だとフロントの左タイヤが浮いてしまって反っくり返ってしまうことが多いんですが、メチャクチャ効いてます。

なので登坂角性能も相当高いです。
※後日検証予定

タイヤは直径92mm程の小径なので、その辺の重心の低さも影響はしていると思います。

足上げ性能もGOODです。

110mm程はあがりました。

ステアリング角度はなんとかしたい

で、唯一の弱点が「舵角」です。

右いっぱい

左いっぱい

これは手動で切った状態ですが正直、あまり切れません。

まず、付属プロポだとサーボのエンドポイント設定が出来ないという点は前提として記しておきます。

そのほか構造的に切れにくいという点もあるかと思います。

ノーマルトレッド幅だと、例えこれ以上切れてもダンパーと干渉するという点もあります。

https://carisma-shop.com/collections/sca-1e-options/products/sca-1e-alloy-cf-steering-knuckle-set-v2

ちなみに純正オプションのこういうパーツに交換すると、ステアリング機能が向上するそうです。
是非とも導入したいところ。

付属のプログラムカード

それからもう1点、付属のESC(カリスマオリジナルESC ARC-2)の設定用にプログラムカードが同封されていますが、その使い方を簡単に説明します。

このカードはESCのスロットルコネクタと接続する必要があります。
なので受信機ボックスを開けて線を抜いて挿し直さないとなんです。

で、受信機ボックスなんですが、防水対策でアンテナ線のところにコーキングがしてあります。

この製で、受信機を取り出すのがちょっと大変。
無理矢理はずそうと思うとアンテナ線が切れそうです・・・

なので僕はこんな延長ケーブルを使う事にしました。

受信機に延長ケーブルを挿して外に出しておきます。
そこにスロットル線を挿せば、いつでもプログラムが可能になります。

こんな感じ。

で、カードにコネクタを挿して電源を入れると設定がかのうになります。

項目は全部で21個。

BECは7.4V対応。
PWM周波数も変更可能。

ホビーウイング1080相当の設定が可能です。

初めのうちは設定を色々とイジることがあると思うので、今回の様にコードを外に出しておくと便利です。

ちなみにプログラムカードの説明書は日本語です。
その他は英語となっています。


長くなりましたが、CARISMA タコマの開封レビューでした。
次回は走行レビューを届けします。

総評ですが、
Carismaのラジコンは「ワールドスタンダード」なRCクローラーとしてAXIALやELEMENT、REDCAT、TRAXXASと同じクラスに位置するべきマシンだと感じます。

中国系メーカーのRCクローラーは、見た目こそ優れているが、走りの性能に関してはアメリカ系の製品より劣るというケースが多々あると感じます。

でもCarismaは違いますね。
これはマジで。

「走りが良い」っていうのはやっぱり一番大事な部分で、このタコマにはその性能が確実にあります。

サードパーティーのアフターパーツが増えてくれたら最高です。

コチラのタコマRTRはオフィシャルサイトで¥52,500
RTRとしては安いと思います。
日本への送料含めても¥60,000弱で手に入ると思います

気になる方はチェックしてみてください。

【販売先】SCA-1E 2.1 SPEC Toyota Tacoma TRD PRO 1/10th 4WD RTR 313mm WB

Carismaオフィシャルサイト
https://carisma-shop.com/collections/sca-1e/products/sca-1e-toyota-tacoma-trd-pro

Atees
https://www.asiatees.com/display?Carisma-Scale-Adventure

https://carisma-shop.com/

※当ブログは”Carisma“より画像等の使用許可を得ています。
※This blog has permission to use images etc. from “Carisma”

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