先日、トラクサス TRX-4mのアフターマーケットパーツ業界におけるアメリカでの騒動をお伝えしました。
その記事でも追記をしておりますが、改めて情報共有しておきたいと思います。
アフターパーツはなくならない!
結論から言うと、トラクサス製品のアフターパーツは無くなりません。
今回の問題は製品名&明記上の商標権侵害に対する措置でした。
簡単に説明します。
○○RCというメーカーがTRX-4m用のブラスナックルを製作し販売していたと仮定します。
製品名、Webサイトのスラッグ(アドレスの後の部分)が
○○RC TRAXXAS TRX-4m ブラスナックル、とか
TRAXXAS TRX-4m ブラスナックル
TRX-4m ブラスナックル ○○RC
こんな表記になっていた場合、その製品は商標権侵害にあたります。
トラクサスの純正部品だと勘違いするケースが無いとは言えませんからね。
でも、
○○RC ブラスナックル (for TRAXXAS TRX-4m)
○○RC ブラスナックル (fits TRAXXAS TRX-4m)
こういう書き方なら商標権侵害になりません(そうです)。
「トラクサス TRX-4mに適合」「トラクサス TRX-4m用」という内容の説明が必要と言うことです。
DSM OFF-Roadの事例
今回の件で一番冷静に対応したパーツメーカーは「DSM OFF-Road」と言われています。
他の一部のメーカーは感情的になり、今回の騒動を不必要に大きくしたとも言われています。
DSM OFF-Roadは既に対象製品の名称やアドレスを変更し販売を開始しています。
例えば、
このコンバートシャーシ。
以前は
TRAXXAS TRX-4m Rock Rod Bouncer Chassis
という名称で販売されていました。
サイトアドレスも
www.dsmoftroad.com/products/traxxas-trx-4m-rock-rod-bouncer-chassis
となっています。
しかし現在は
Rock Rod™ Comp Spec Chassis Kit (Fits Traxxas TRX4M)
www.dsmoffroad.com/products/dsm-off-road-rock-rod-comp-spec-chassis-kit-fits-trx4m
と修正されており販売されております。
他のメーカーでもこの流れは急速に進んでおります。
INJORAやTREAL等、今回の対象では無かった中国の比較的大きなパーツメーカーでも修正が完了しています。
ということで、今後表記上のルールを守れば問題無くアフターパーツを販売することが出来る様になるという事です。
よかった・・・
一部、不安を抱かせてしまった方には申し訳ございませんでした。
今回の騒動はRC業界にとってとてもいいことだと思います。
今後AXIAL等他メーカーのアフター製品の名称も徐々に改名されていくと思います。
こういう流れを作っていくトラクサスはやっぱりRC業界のトップリーダーなんだと感じました。
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