「もういいでしょ〜」
って声が聞こえてきそうですが、今回もSCX10 PROネタです。
SCX10 PROキットを購入したら、総額どの位でマシンが組み上がるのか?
今回はそんなシュミレーションをしてみようと思っています。

SCX10 PRO キットはSCX10iiやELEMENT ENDUROのビルダーズキットと同じスタイルで、タイヤやホイール&ボディ等は付属していません。もちろん電子機器類も。
なので、別途購入が必要です。
費用がどのくらいかかるのかを想像出来ない方もいらっしゃると思うので、僕なりのチョイスで費用を算出してみようと思います。
なお、走破性重視のコンペマシンを作るのが目的です。要はLCGマシンですね。
そして、
- スタンダードプラン
- 贅沢プラン
の2つのパターンを調べて見ます。
※あくまでも僕の知識内で選んだパーツです。
※手持ちパーツがゼロという状態を想定しています(送受信機はあるモノと仮定)
SCX10 PRO – スタンダードプラン
スタンダードプラン
なるべく価格を抑えたチョイスで高パフォーマンスを目的とした製品を主に選択。
あくまでも「LCG的なハードセクションの走行を目的とした」僕の最低基準です。
1/10 SCX10 PRO SCALER 4WD KIT
$429.99

コレが無いと始まらないベースキット。
- SCX10ii ビルダーズキット $239.99
- ELEMENT ENDURO ビルダーズキット $249.99
と比べると、SCX10 PROキットは$429.99とは随分と高額のビルダーズキットです。
そのポテンシャルは実際どうなのか?気になります。
ホイール – Injora アルミホイール
¥ 3,729

ホイールはやっぱりプラじゃアレなので、アルミ製が欲しい所。
ホイールをカーボン製にして徹底的に軽量化を目指すスタイルもありますが、それは他の部分のセッティングがバッチリ決まっていて初めて”キマる”やつなので、やっぱりホイールの重さで重心のバランスを低くするのが間違い無いと思います。
アルミホイールはピンキリではありますが、中国製の安いモノだと4つで¥4000以下で手に入ります。
僕もInjora製のこのホイールを数セット持っています。
販売先: Injora 4個cncアルミニウム合金1.9ビードロックホイール用1/10 rcクローラ車軸SCX10 90046 AXI03007 TRX4 VS4-10 redcat Gen8

タイヤ – Pro-Line Racing Hyrax 1.9 Inch Predator 4.73×1.76 Rock Terrain Truck Tires
¥3,348 × 2 = ¥6,698

タイヤは重要です。
僕の感覚ではシャーシと同じくらい重要。いや、むしろタイヤがダメだとどんなに良いセッティングでもダメ。
なのでタイヤは妥協出来ません。
という事で定番のプロライン ハイラックス(プレデターコンパウンド)。
僕も持っていますが、初めて使ったときはその差に驚くほどのグリップ力でした。
最近では他にも優れたタイヤがいくつかありますが、まずはコレを持っておけば間違い無いでしょう。
ボディ – AXI230052 – BODY SET: 1/10 SCX10 PRO COMP SCALER
$39.99

走破性を考えるとボディもかなり重要なパーツです。
ボディが重いと折角の低重心設定が台無しになりますからね。
ほんの50gの差でも制動に差が出るんです。
ということでボディは慎重になりがちですが、やっぱりスケールクローラーが好きでこの趣味やってるので、好みのボディを選びたいというのが本音。
って事で、価格も安いSCX10 PRO用の純正ボディをとりあえず選んでみました。

このスタイル好きです。

https://www.axialadventure.com/product/body-set-1-10-scx10-pro-comp-scaler/AXI230052.html
ESC – HOBBYWING QuicRUN-WP-CRAWLER-Brushed
¥5,979

コスパ優れたスタンダードプランという事でESCはブラシタイプの人気製品「HOBBYWING QuicRUN-WP-CRAWLER-Brushed 1080」を選びました。

モーター – Holmes Hobbies Crawl Master Sports 550 15T
¥2,681

SCX10 PROシャーシはフロントモーター仕様になっているので、重いブラシモーターは逆に効果的だと思います。
これも僕が愛用しているコスパ優れる良モーター。
5スロットです。
価格が安いのも魅力です。
ターン数は15Tがオススメデス。
サーボ – 9imod 45kg
¥4,161

サーボも良い物が欲しい所ですが予算を抑えるために、僕も使っている9imodの45kgをお勧めします。
¥4000チョイでフルアルミケースの45kgサーボが手に入ります。
8.4V対応ですが、1080ESCのBECだと7.4V駆動になります。
購入先:9imod rcサーボ35キロ45キロ25キロ50キロ金属防水ブラシレスサーボモータサーボrc 1/10 1/8トラクサスTRX4軸SCX10 rcカー
合計金額
製品 | US$ | 円 |
---|---|---|
1/10 SCX10 PRO SCALER 4WD KIT | $429.99 | ¥56,328 |
Injora アルミホイール | ¥3,729 | |
Pro-Line Racing Hyrax | ¥6,698 | |
BODY SET: 1/10 SCX10 PRO COMP SCALER | $39.99 | ¥5,238 |
HOBBYWING QuicRUN 1080 | ¥5,979 | |
H | olmes Hobbies Crawl Master Sports 550 15T¥2,681 | |
9imod 45kg | ¥4,161 | |
合計 | ¥84,814 |
合計で¥85,000程。
※ただし送料は含まれていません。
※支払い方法によって生じる手数料も含まれていません。
なので、10万円見ておけば十分組み上げられますと思います。
安くはないですが高すぎるという事も無いと思います。
それから、チョイスしたパーツはLCGマシンにおける僕基準の最低ラインです。
タイヤやホイール、そしてESC&サーボなどもっと安価なモノをチョイスする事で、もっと価格を押さえることは可能です。
SCX10 PRO – 贅沢プラン
贅沢プラン
なるべく価格を抑えたチョイスで高パフォーマンスを目的とした製品を主に選択。
あくまでも「LCG的なハードセクションの走行を目的とした」僕の最低基準です。
1/10 SCX10 PRO SCALER 4WD KIT
$429.99

そもそも論ですが、超本格的なLCGマシンを組もうと思うならSCX10 PROを導入するのは考え直しても良いかもしれません。
SCX10 PROは「競争用のスケールクローラーを構築する最も簡単で便利な方法」という謳い文句がある一方で、「not just for cometition」つまり”競技用だけではない“という記載もあります。
これは、AXIALというメーカー自体のアイデンティティ&コンセプトを損なわなず、広く一般ユーザー向けに競技用車輌の可能性を提示した、という事だと僕は感じています。
なのでガチのコンペマシンを作りたいなら、やはりワークス系のLCGシャーシを導入し組み上げる方がベターかと思います。
とはいえ、今回はSCX10 PROのシュミレーションなので、やはりこれは外せません。
ホイール – Brass Heavy 1.9Inch Beadlock Wheel
¥ 9,618


ホイールは加重目的で真鍮製を選んでみました。
他にも深リムでトレッド幅稼げるBoom RacingのPRO BUILDも考えましたが、やはり僕は加重信者なので(笑)
ホイールだけで1個240g。
コレがあれば不要なセンターリングへのウエイト巻き巻きも不要です。
販売先:Top On Sale Product Recommendations!240g/1Pcs Brass Heavy 1.9Inch Beadlock Wheel Rim Hub for 1/10 RC Crawler Car Traxxas TRX4 TRX6 Axial SCX10 III AXI03006 YK4082Original price:
USD 34.81Now: USD 22.28- – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
販売先:https://s.click.aliexpress.com/e/_A7CgXP
あとは逆に軽量化を目指して、カーボンホイールとかプラホイールという手もあります。
タイヤ – Pro-Line Racing 1/10 Trencher
¥3,769×2 = ¥7,538

タイヤはプロラインのトレンチャーにしました。
ハイラックスよりも良い、という評判はあちらこちらで聞きます。
サイドウォールが強い印象あります。
他にもPITBULLとか良いタイヤはあるみたいですが、安定のプロラインなら間違い無いでしょう。
ボディ – JConcepts Junior Mortician
$35.99

これは単に僕が前から気になっているボディです。
モンスタートラック用のボディでホイールベースは 12.5-13.00インチまで対応。
リア側の形状とか、フロントの細さを見ればどうにでも出来るスタイルだと思います。
ただ、リア側はちょいとチップヘビーになりそう。
でもカッコイイのでコレ付けたい。
ESC – CASTLE CREATIONS MAMBA X
$169.95

ESCはブラシレスシステム前提で選びます。
SCX10 PROはフロントモーター使用なのでアウトランナーモーターは使わず、通常のタイプにします。
なので十分なスペックのCASTLE CREATIONS MAMBA Xをチョイス。
Mamba Microよりも大きいですが、これ実際は全然大きく無いですし軽いです。
モーター – CRAWLMASTER BL 540 STUBBY
$90.00

ブラシレスのアウトランナーでは無くインランナーをチョイスしました。
このモーターはPullerシリーズよりも競技向けのセッテイングが施されています。
Holmes Hobbies : https://holmeshobbies.com/motors/brushless-motors/crawlmaster-bl/crawlmaster-bl-540-10-pole-stubby-sensorless-rock-crawler-motor-1800kv-le-purple.html
サーボ – フタバ HPS-CB701
¥23,645


7.4Vで49.0kgという驚異のトルク。
しかもこのスペックに偽りなし。
HolmesやReefs RC、3Brothers等々、優秀なアメリカンサーボは多く存在しますが、多分これがベストサーボです。
IP67の様な高い防水性能は無いと思いますが、コンペマシン用なら防水性能は考えなくても良いですしね。
合計金額
製品 | US$ | 円 |
---|---|---|
1/10 SCX10 PRO SCALER 4WD KIT | $429.99 | ¥56,328 |
Brass Heavy 1.9Inch Beadlock Wheel | ¥9,618 | |
Pro-Line Racing 1/10 Trencher | ¥7,538 | |
JConcepts Junior Mortician | $35.99 | ¥4,714 |
CASTLE CREATIONS MAMBA X | $169.95 | ¥22,263 |
H | olmes Hobbies CRAWLMASTER BL 540 STUBBY$90.00 | ¥11,790 |
フタバ HPS-CB701 | ¥23,645 | |
合計 | ¥135,896 |
合計は¥135,000程。
送料云々含めて15万くらいですかね。
調べて見て分かるのは、やっぱりメカ類のチョイスで大きく価格が変わること。
ボディはアクセサリーとかが付いていないタイプの方が軽くて良いので、結果的に安価であるケースが多いです。
タイヤは良い物選んでも4つで1万前後で手に入ると思います。
LCGシャーシを別途購入した場合

ここで余談ですが、SCX10 PROではなく、LCGシャーシを導入した場合だとどのくらいになるのか?
という事も書いておきます。
ただし、SCX10 PROのアクスルやミッション類を使いたい場合はSCX10 PROキットを買うのがベターだと思います。
仮にELEMTN ENDURO ビルダーズキットをベースとすると、
Builders Kit $249.99
G-speed V4 カーボン $124.98
合計 $374.97
他のパーツ類は同じものを選ぶとして、SCX10 PROきっと寄りも安くワークス系LCGマシンが手に入ります。
ご参考まで。
コメント
コメント一覧 (1件)
私も発表された日からアレつけてコレ用意してと脳内シュミレーションを繰り返し、怖いことにSCX10PROを購入前提で考えてしまっております。散財によって抑えたはずの物欲をチクチクと刺激してきますw
丁度VS4-10PHOENIXを作り終えたばかりで手持ち無沙汰とタイミングも悪いのか良いのか・・・。今年も物欲に悩む年になりそうです。