3Dプリンターネタです。
簡単なリポート。
CREALITY のCR-10 SAMRTという機種を使っていますが、購入当初からイマイチ上手く印刷出来ない事が多く、ちょっと嫌気がさしていましたが、ネット情報を頼りに本体の調整を試みました。
その結果、驚くほど上手く行くようになったのでそのリポート。

水平が取れない以前に、本体のガタつきがヤバイ
僕自身良く分かっていない部分もあるので、細かい話は書きません。
3Dプリンタは0.2mmとか0.3mmとか、とにかくそういう単位で積層させて造形する物なので、印刷物がプリントされるベッド面の水平がとても重要です。

自動で誤差は調整してくれる機能があるモノの、僕のプリンタはこのベッド自体がガタガタしてるんですよ(笑)
で、Crealityの公式Youtubeのサポート動画を見て修正を試みました。

ネジを外してバラして、問題のコイツを観察。

このローラーが緩んでるとガタがでます。
左右で合計4箇所調整する部分がありますが、ネジを回しても何ともならない・。・

これですね。

よく見たら、穴の位置がオフセットしてます。
つまり、ちょっと回すだけでボルトの位置が変化します。
これでベッド自体を内側外側と移動させてるという仕組み。

この原理が分かったら、あとは簡単。
全てのネジの向きをキツくなる方向に揃えて本体にセットさせると、バッチリガタつきが無くなりました。
今まで苦労していたのが嘘のよう。
他にもいくつか調整してます。
Z軸の左右の高さを揃えたり、全体的にネジの締め増し等。
3Dプリンターって、結構振動がかかるので、ネジが緩みやすいのかもしれないです。
※CR-10 Smartに関しては
ビックリするほど順調に印刷が出来るようになりました。

もちろん他にも対策がいくつか。
ベッドへの吸着が弱かったのは、水平が取れていなかったことも大きな要因ですが、ガラス製のベッドがやっぱり良くない!という僕の結論。
調べたらマスキングテープとかスティック糊を使う方法が出たので試して見ました。

そして、1層目の印刷速度をヒジョーに遅く、そして1層目の時のノズル温度も+10°で設定。
などなど、ソフトウェア上の設定も見直しました。

0.4mmノズルでの印刷結果。
なかなか良いです。

でも一層目はこんな風になりました。
なんで?(笑)
このパーツについては別記事で紹介しますが

ELEMENT ENDURO アクスル用のリンクライザーです。
PLAだと強度に限界があるのか、ちょっと不安げではあります。
て、事で、CR-10 SMART、ちゃんと本体の調整とソフトの設定を見直せばそれっぽい物がプリント出来るようになりました。
もっと勉強せねばなりませんが、少し前進した気がします。
コメント