【AM32】Wraith32 V2 ESCではAM32化は無理。基盤がイカれた。他の選択肢を調べる

昨日リポートしたWraith32 V2 ESCでのBLHeli32駆動。

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折角なのでもう一度AM32のインストールを試みました。

目次

やっぱり基盤が・・・・

詳しくは割愛しますが、この基板上のとある場所2箇所とPCを接続してチップ内のBLHeli32ファームウェアを削除する必要があります。

以前も何度も試みていたのですが失敗に終わっていたこのESC。
もうESC自体ぶっ壊れてると思ってましたが、BLHeli32は問題無く動作しました。

ですが、ここ。
もう基板上の接触面周辺がヤバいことになってます。

チップまで伸びる経路が度重なるハンダ付けの影響で断絶されてる可能性が高いです。

ということで、今回も何回も試みましたが、このESCではもう不可能と判断しました。

AM32 そこまで導入する意味があるのか分からなくなって来た(笑)

ここまでやって思ったのですが、
正直なところ、これ以上AM32計画に資金投入する意味が僕にはないという事。

AM32が実現したら、確かにコストパフォーマンスは良いかもしれない。
アウトランナーモーターの音も静かになる。

ただ、今の市場を踏まえると、ドローン用のESCはそこまで安いモノでは無くなっています。
さらに失敗のリスクもある。

そもそもアウトランナーを静かにしたいとも思っていない(笑)

そして、アウトランナーモーター採用のマシン自体、そんなに増やす予定も無いという現実。

現実的な事を言えば、
先日の壁選手権で優勝したA氏のマシンは、ISDTのESC70にSurpassの5スロブラシモーターという総額5000円未満のシステム!
ブラシ、ブラシレス、アウトランナー、マンバ、AM32・・・・
結局はセッティングと腕が結果に結びつくという現実。

良い刺激になりました。

ですが、アウトランナー+AM32のシステムは、純粋に趣味人としては琴線にふれるネタでもあります。
なので今後チョイスしたいESCのリストを以下に載せておきます。

AM32が実現出来るかもしれないESCリスト

今までも書いてますが、AM32が搭載できるのはST社のチップで、”STM32F051″という型番のものに限ります。

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Dys Aix70a 3-6s

¥ 4,226
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AlkaMotorsのサイトにある動作確認済みESCのリストには無いが、STM32F051搭載なので恐らく実現可能。

ただ化粧パネルを取った際に、SWDIO、SWCLK取り出し口があるかは不明。
無くてもチップの足から直接取り出すことは可能。

70AというスペックもAM32利用時には安心感がある。

T-モーターf45a v2

45A

¥ 5,650
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これは信号取り出し用の場所がしっかりあります。
ハンダ付けもしやすそう。

悪くないが¥5650。

Iflight-ドローン用ブラシレスsamcex-e 45a

このESC、実は以前導入したことがあります。

そして途中まで成功した経緯があります。

¥ 3,080
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見て分かるように信号取りだし口が基盤の端っこにあるので、ハンダ付けがしやすいんです。

このESCで何故失敗したかというと、ブートローダーフラッシュせずにファームウェアのフラッシュを試みていた事で上手く行かず、ハンダ付けを繰り返すうちに熱でESCがぶっ壊れたというオチ(笑)

flycolor francy BLHeli_32

いま一番AM32で利用されてる印象が多いのがコレ。

人気で品切れ中です。

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他にも結構あるにはあります。

ただ、怖いのはSWDIOとSWCLK取りだし口が基板上に設置されているか?
というのがなかなか確認出来ない点。

結構リスキーなので前例があるESCの方が確実だと思います。

ただ、僕はひとまずAM32計画は一旦終了する予定です。
半導体価格が落ち着いてきたらまた始めても良いかもしれませんね。

とはいえ、このESCに関してのメリットは「静音」と「コスト」です。
もちろん細かい部分での制御の違いはあるとおもいますが、ケースバイケースでしょう。

アウトランナーに静音を求めないならMamba Microで何の問題もないというのが僕の持論。
というのもドローン用のESCは確かに小さく軽いですが、BECが内蔵されていません。
ESCに外部BECを装着すると大きさ的、重量的にはMamba Micro並になります。しかもかさばります。装着性は決してよくありません。

コストに関しては昨今の価格上昇によって殆どメリットが無くなりました。とはいえ、HHのESCとモーターで揃えるよりは、AM32&Surpassモーターで揃える方が半額ほどで済むことは済みますけどね。

電子工作系が特異な方、手先が器用な方ならESCのフラッシュも一発で成功するかもしれません。
※僕も一番初めの計画時にはフラッシュに成功しました。

AM32に関する情報はGithubやSlackで情報を入手出来ます。
定期的にアップデートがされています。
オープンソースという事もあり、もしかしたら今後AM32インストール済みのESCが登場する可能性もありますね。
それが一番確実。
期待したい!!!

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