【ビルド】tws-rc VTRキットの組立 PART.3 〜 シャーシ組立

前回、前々回とお送りしてきたtws-rc VTRキットのビルド情報。
今回でシャーシ部分が全て完成します。

ところで、このキットの名称「VTR」の意味が判明しました。
YouTubeのコメントで教えて頂きました。

こちらのボディですが、スズキの”エスクード”がベースになっています。

エスクードは海外で発売されている事もあり地域によって名称が違います。
1988年に初代が発売された当初、

  • 日本:エスクード
  • 北米:サイドキック
  • 欧州:ビターラ

という車名でした。

なので、ビターラ = VITARA の”VTR”ということです。

その後エスクードは4代目へとモデルチェンジし現在では海外向けの車名はすべて「ビターラ」になっているそうです。

なので海外のRCメーカーとしてごくごく当たり前の名称だったわけですね。
勉強になります。

あわせて読みたい
【ビルド】tws-rc VTRキットの組立 PART.2 〜 トランスミッション 前回に引き続きTWS-RC VTRキットのビルド情報 その2です。 今回はトランスミッション等駆動系パーツの組立です。 https://rccrawlers.net/2022/03/21/tws-vtr-build-axl...
あわせて読みたい
【ビルド】tws-rc VTRキットの組立 PART.1 〜 アクスルの組立 さて、今回からtws VTRキットの組立リポートをしていきます。 ビルドは久々です。凄くたのしみ♩ 今回組み立てるキットは下記の記事を参照下さい。 https://rccrawlers.n...
目次

サスペンションのビルド STEP4

前回のブログでも書きましたが、こちらのキットはAMSとCMSを選ぶことが出来ます。
サーボをアクスル搭載にするかシャーシ搭載にするかという事です。

ただ、説明書ではAMSの方法のみ記載されています。
CMSの場合の説明書は今後Webサイトにアップされる予定です。

スプリングもそれ用に2種類付属されています。

僕は元々AMSで組む予定だったので説明書通りに進めます。
スプリングはソフトな方を使います。

オイルは付属のモノで十分足ります。6ccですが、筒が小さいので大丈夫です。

で、ダンパー組立時の注意点ですが、説明書に誤植があります(笑)

あわせて読みたい
【tws】ひとまずシャーシの組立は完了しました。 今日は一日塗装したりTWSキットのビルドを続けたりしていました。撮影しながらだと進みが悪いので、丸二日かかりました。 今後ビルド情報はアップしていきますが、完成...

プラパーツの番号が違います。

K4 = K6
K3 = K5
K6 = K4
K5 = K3

が正しいハズです。

それさえ分かればあとは比較的簡単です。
ただいくつか補足事項を

補足事項

説明書の黄色く示したOリングですが、イメージ図を見るとK3(正しくはK5)の筒内に入れ込むと僕は読み取りましたが、実際は違います。
K3(正しくはK5)の下側にある溝に装着させます。

こういう事です。

それからこのK6(正しくはK4)は裏表があります。

装着時にスプリングの内径とピッタリ合う方を確認して入れ込んで下さい。
間違えるとロッドエンドを外す事になります←僕はやりましたwww

K6(正しくはK4)はこの写真だと下側に位置していますが、スプリングをしたから入れるので筒の上側まで移動します。

ここのパーツです。


ということでダンパーは完成しました。

小ぶりですが凄くいいサスペンションだと感じました。
CC-02にも流用させたいくらい。

シャーシのビルド STEP5

この工程が終われば残すはボディだけという所まで来ました。

シャーシ部分に関しては基本的に全て順調に進みました。
迷うことも無いと思います。

まずはプロペラシャフト。
この写真見て気がつきましたが、ピンの長さが微妙に違う。。(笑)
先日書いた、ピンの長さの件はくれぐれもご注意を。

トランスファーケースにプロペラシャフトを装着してスキッドプレートに装着させました。

そしたらレールに組み込んで行きます。

フィット感抜群です。

裏はこんな感じ、

化粧パネル兼のサイドプレートを付けるととても綺麗に収まります。

ミッションも装着。
ショックマウントも装着。

リンク類も装着。

アクスルも装着です。

一気に形になっていきますね〜。

サスペンションの装着

ダンパーの装着ですが、ちょっとコツが必要です。

ショックマウントの隙間にスペーサー2個とショックの先端をサンドさせて入れ込んでねじ止めするのですが、スペーサーを入れるのが結構たいへん。

最終的にはこうなります。

幅がジャストなのでムズいんです。

ですが良い方法があります。
Twsの動画で紹介されていますので参照下さい。

見れば一発で分かると思いますが一応説明しておくと、

スペーサー1個とショックの先端にネジを通した状態で、ネジを奥に押し込むとマウントが歪んで隙間が出来ます。そこにもう一つのスペーサーを押し込めば完了です。

簡単ですね。

ということで完成です。

全体的に纏まり感のある本格シャーシです。
期待出来ます。

かなりのフロント重心です。
これも良い。

タイヤを装着してみました。

ホイールはボディカラーをどうするかで何色に塗装するか決めようと思います。

このタイヤのサイズ感もナイス。
タミヤのCC-02も同じサイズだと思いますが、あのタイヤ固すぎなので、せめてこの位の本格的なタイヤにしれくれれば良いんですけどね〜。

ということで完成です。

撮影無しでビルドするなら、多分半日で組み上がると思います。
説明書の誤植等、少し迷う部分はありますが、基本的にはとても良く出来たキットだと思います。

ボディ付きで259ドルは破格です。

ちょっと走らせてみましたが、これがビックリ。
相当良い!です。マジで。

遊星ギアってこんなに効果あるんですね。
超低速コントロールもバッチリでした。

その辺はまた追ってリポートします。

次はいよいよボディです。
さてさて、どうするか。。。
これは悩みそうです。

暫く時間空くと思いますが、またリポートさせて頂きます。

VTR KIT
https://store.tws-rc.com/en/

https://tws-rc.com/

※当ブログは”tws RC“より画像等の使用許可を得ています。
※This blog has permission to use images etc. from “tws RC

Rock’n Crawlers ブログの新着記事をメール購読する

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • いつも拝見しております。

    私もVTRキットを購入し組み立てましたが、
    ダンパー辺りの誤植には全く気付きませんでしたw
    ヤバっ!と思い慌てて自分のマシンを確認しました
    が、見てみるとキチンと正しい向きで組み込まれていたので少し複雑な気持ちに…(説明書ちゃんと見てない)

    そしてボディ製作時ですが、リアのライトブラケットはボディ側のライト枠よりも少し大きな印象でした。
    ボディ側のライト枠をカットして裏からライトブラケットをあてがってみるも入らず、、、
    少しずつ上下左右に拡張しながら格闘しました。
    切り抜いたボディ側のライト枠下部が1mmぐらいしか繋がってなく油断すると千切れそうなのでご注意下さい

    RTR版だとライト部はステッカー?になってるようですが、このリアライト取り付け作業はキット版の最大の難所かもしれません(精神的にもw)

    お忙しいとは思いますが続報楽しみにしております。

    • ありがとうございます。

      説明書を見ながら進めるとちょっと戸惑うことが多かったです。
      逆にちゃんと組めてるMossanさんは流石だと思います!

      ボディ、なるほどです。
      ちょっと難ありですか。

      まだまだ新しいメーカーですし、こういうフィードバックは大事だと思うので、僕も組んでみて感じた事を、メーカーに伝えてみようと思います。

      ポリカの処理は苦手なので、僕はちぎってしまうかも。。。(笑)

コメントする

目次