昨年登場したVanquish Products VS4-10 PHOENIX PORTAL。
VP製品と言えばRCクローラー界のハイエンド製品をリリースするメーカーとして有名ですが、”PHOENIX"は比較的入手しやすい価格ということもあり人気の用で品薄が続いていました。
ですが、現在在庫が復活しています。
※ハイエンドの定義は難しいのですが、VPは一般向けのメジャー路線内におけるハイエンドという認識です。CAPO等はまた別路線として考えています。
そんなPhoenix、最近凄く気になるんですよね。
Vanquish Products VS4-10 PHOENIX PORTAL
フェニックスについては以前紹介した事があります。
Phoenix以前のVP製品は、
- VS4-10 Origin $899.00
- VS4-10 Pro $824.99
- VS4-10 Ultra $899.99
という価格帯のみでした。
何れもキット製品です。RTRは存在しません。
ですが、Phoenixは$499.99
VPなのに安いんです。
スタイルも他のメーカーの採用ボディとは一線を画すスタイル。
一般的なボディを採用したスケールクローラーではなく、アグレッシブなスタイルが走破性にこだわったVPのコンセプトを物語っています。
そして何よりも注目に値するのが
このシャーシ機構。
オーバードライブ率のコントロールというチート仕様
シャーシ中央部にはステアリングサーボとは別のサーボが装着されています。
昨今、RCクローラーの多チャンネル化は当たり前になっていますが、大抵
- 2スピード切替
- デフロックアンロック切替
- DIG切替
このどれかの組み合わせです。
ですがPhoenixでは
オーバードライブ率を6.5% と 33%に変更するためのサーボ
になっています。
これは画期的。
ある意味チートです(笑)
分かりやすい動画がコチラ。
プロポ操作でオーバードライブ率が変化し、前輪の回転数が後輪よりもより速く回転していることが分かると思います。
これまでの他メーカーのマシンでは、ミッション内部かアクスル内部、ポータル内部のギアを変更するだけで、オーバードライブ率は常に一定でした。
これにはメリットもありデメリットもありました。
単純な登坂シーンではオーバードライブ率は高い方が前カキ状態が高いので、よく登ってくれます。でもキャンバーで耐える必要があるシーンなどではオーバードライブ率が高いと、前後のタイヤで踏ん張る力がなくなるので、横転したり滑り落ちたりしてしまいます。
Phoenixのこの機構はそういった弱点を解決してくれるでしょう。
素晴らしいです。
ちなみにDIGも搭載されています。
純正状態で完全なる戦闘仕様。
今後、PhoenixベースのLCGマシンなども出てくるのでは?と思っています。
いま、欲しいマシンがホントに沢山出てきました。
まあ、そんな買えるような余裕はないんですけどね(笑)
でもその中の1つにPhoenixは確実に入っています。
なんだかこんな気持ちになるの久しぶりです。
あ、でもまだ買えないかも。。。。
先日衝動買いしてしまったとあるRTRがあるんですよ。
それはまた近々紹介する予定です。
https://www.vanquishproducts.com/new-releases/
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