LCG界隈の盛り上がりは留まることを知りません。
何よりも「競技志向」というベースがあるので、マシンに対する追求心やこだわりは桁違いです。
今回はそんなLCGシーンにおける、未来のゲームチェンジャーを紹介します。
Taksrc - keep it low
香港で活動する個人ブランドです。
ブランドと言っても製品を販売している様子は現在は見られません。
単に自分が理想とするパーツを自己開発しそれをFBで公開しているという、正に真の趣味人です。
実はこのサイト、過去にもこのブログで紹介しています。
その時はELEMENT ENDUROシャーシを低重心化するカーボンパーツキットをFBサイト上で販売していました。
クオリティが高そうで、しっかりとブランディングされた製品で、買う寸前まで行ったことを覚えています。
そんなTaksrcが最近開発しているのは、トランスミッションです。
CADで設計されたトランスミッションは、何度も試行錯誤が行われ日々改良されています。
はじめはこんな感じでした。
最近の投稿ではここまで進化。
ギア類はROBINSON RACINGのモノを使用して、設計やケースなどのパーツは自作しているみたいですね。
素晴らしいです。
トランスミッション、ギアボックスの設計はハードルが高い
ギアボはギア比など色々な知識も必要ですし、オリジナル製品を作るのにはかなりハードルが高い製品だと言っても過言ではありません。
アメリカのLCGメーカーでさえ、オリジナルのギアボを製造しているメーカーはそう多くはありません。有名なのはTGH(Team Garage Hack)ですが、Salinas Design Concepts、SuperShafty、dluxfab.など、ホントに片手に入るくらいの数しか僕は知りません。
ハンガリーだとPROSCALEのGrind 431が最も注目度が高いギアボですね。
でもTaksrc"の開発中ギアボはかなり興味深い製品です。
何よりも低重心にこだわった設計になっています。
スキッドは小さく前寄りに。
経験ある方は分かると思いますが、この位置にモーターがあるというのは驚異的です。
大抵フロントモーター化しても、もっと高い位置になる事が殆どですから。
ロッドエンドの可動領域に関しても徹底的に検証されています。
凄いです。
現状この製品の発売予定は未定です。
恐らく少数は発売されることになるかもしれません。
今後の展開に注目です!
TaksRC - keep it low
https://www.facebook.com/Taksrc/?ref=page_internal
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