先日発表されたELEMENTの新製品の事は既に皆様もご存じかと思います。
動画やSNSで一気に広まっている様子が伺い知れます。
今回はそんなエレメントRCのブランユーマシン"Enduro Trail Truck, Knightrunner RTR"を紹介したいと思います。
ところで、
2021年1月発売のSENDERO HD
2021年5月に発売したENDURO ECTO
に続き
2021年8月の登場となったENDURO Knightrunner。
このスパンで新製品を次々と出してくるELEMENT RCは、今一番勢いに乗ってるアメリカのRCクローラーブランドと言っても過言は無いでしょう。
スゴい事だと思います。
今後も楽しみです。
Enduro Trail Truck, Knightrunner RTR

まずこのボディスタイル。
ELEMENTぽくないですよね。
今までのSENDERO、TRAILWALKERなどに比べるとスケール感が高いです。
とてもカッコイイです。
Enduro Trailrunner と同じTOYOTA 4 Runnerをベースにしたボディですが、従来のトレイルランナーとは明らかにクオリティが違いそうです。

一番の違いはピックアップバージョンである点。
荷台に乗ってるベッドラックとテントのスケールアクセサリーパーツも付属しています。
※実車用ブランドのFRONT RUNNERのライセンス品。

こんなパーツが標準で付いてくるなんて、ELEMENT やりますね。
KNIGHT CUSTOMS 監修のボディ
このクオリティの高いボディの秘密は、名前の"KNIGHTRUNNER"にもあるように、以前このブログでも何度か紹介してきた”KNIGHT CUSTOMS”による設計&監修によるモノだからです。



ナイトカスタムはオリジナルの3Dプリントパーツを製作している、新しい形態のRCパーツメーカーで、そのクオリティの高さからとても人気が高く愛好家も多いそうです。

コチラが"ナイトカスタム”代表の"ジェームス・ナイトさん。
この方とELEMET RCとのコラボマシンが今回リリースされた"ナイトランナー"という訳です。
※写真にあるルーフラックは付属していません。

ガンメタ塗装された渋い仕上げとクオリティの高いバンパー等のアクセサリーパーツ。

これだけ見たら、今までのELEMET RCの製品とは明らかにクオリティが違う事は一目瞭然。
ポリカーボネートは高強度タイプが仕様されている様ですが、別のモデルにもその記載があるのでポリカ自体の強度は特に変更はないみたいです。
最高に惹かれる一台になってます。

IFS機構との調和が取れたイカツイながらも洗練されたデザインのフロントバンパー。
これは実車ブランドの"DeMello”のライセンス品です。

リアバンパーはシンプルで実車さながらのデザインです。
ホイールベースは325mm!!

ナイトランナー。
単に今までのENDUROシャーシに、新しいボディが乗っただけかと思ったら、シャーシのスペックが少し変わっていました。
ホイールベースが313mmから325mmに変更されています。
これはボディデザイン的にどうしても必要だった仕様変更なので、特に走行性能的にどうとか、っていう考えはない気がしますが、ロングホイールベース化は更なる安定感が期待出来ます。

恐らくですが、レール自体は変わってません。
リンクの長さが変わってるだけだと思います。
IFS搭載

もちろんこのマシンにもIFS(独立懸架サスペンション)が搭載です。
その他ミッションなどドライブトレインの部分は今までのENDUROと変わりはないと思われます。

ちなみ1.55インチホイールに98nmm程のタイヤが付属しています。
スケールリアリズム的には最高のチョイスだと思います。
※実車タイヤのGENERAL TIREのライセンス品。

全長:462mm
全幅:236mm
ホイールベース:325mm
今後のエレメントに期待したいこと

このナイトランナー。
今までのエレメントRCとは明らかに傾向の違うスケール感の高い仕上がりになっています。
エレメントと言えば、競技志向の走破性重視マシンがメインで、どちらかというとボディのクオリティは二の次という印象が強かったですが、ナイトカスタムとのコラボ製品であるこのリグの登場でAXIALやTRAXXAS、REDCATと言ったスケール系の仕上がりに定業があるメーカーとも十分張り合える土俵に立つことになると思います。

特に日本市場。
日本のRCクローラーファンは、どちらかというと走破性よりもスケール感の方を重要視する傾向が諸外国よりも高いと僕は感じています。
なのでエレメントRCに注目するファンはそこまで多くない、と言うのが僕の正直な感想。
ただし、これからは1つの選択肢としてナイトランナーが候補に挙がることも珍しくないかもしれません。
さらにいえば、旧車中心のRCクローラーボディの中で、トラクサスのニューブロンコやTOYOTA 4ランナー、AXIALのJEEPラングラーなど、最近は現行車種のボディを採用する傾向が各社高いです。
やっぱりその方が、新規顧客獲得の可能性が広まるんでしょうね。

個人的に今後のELEMENTに期待したいのは、この際SENDEROも他のボディも全部、KNIGHT CUSTOMSと提携してボディ開発すればいいんじゃね?ってってこと(笑)
そうなったら、だいぶボディレベルが上がって、もっと魅力的な製品展開が出来ると思いました。
でも別の側面で言えば、ボディ重くなるし、値段も高くなるので、メリットばかりではないですけどね。
値段は$429.99

値段が$429.99となってます。
ちなみにホワイトのトレイルランナーは$399.99


オレンジのトレイルランナーは$419.99

ECTOは$399.99

SENDERO HDが$445.99

ゲートキーパーは$369.99
※何れもRTR
これを考えるとナイトカスタムとのコラボ製品でも、決して高くありません。
むしろ安い!!!
そう思いました。
という事で、ナイトランナーの紹介でしたが、いかがですか?
新しいマシンを探している方には、「新たな刺客が現れた!」という方もいるんじゃないでしょうか?
ちなみにコチラの製品、日本にも入ってくる予定があるそうです。
楽しみですね。
Enduro Trail Truck, Knightrunner RTR
https://www.associatedelectrics.com/element/cars_and_trucks/Enduro_Knightrunner/RTR/

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