梅雨もすっかり上げてうだるような暑さが続く日々。
とは言えラジコンクローリングを楽しまれた方も多かったと思います。
さぁ今日は失敗の報告です。というか今日も失敗の報告です。
ところでこのリグですが同好の方のSNSの投稿を見ていると、、、どうもプロペラシャフトの「ピンが付いているタイプのイモネジ」を舐める事例が多いようです。嫌ですねぇ〜。
まぁ僕は常にその付近には適度にWD40を注油し、適宜拭き取っているのでネジ溝にも微妙に浸透しいつでも外せるものではないかと思っていました。
でも念のため、「あらかじめ外れるのを確認しておいた方がいずれ外すとき安心なのではないか?」
と言うことを平日の寝る間際に思いついてしまいました。
寝る間際にこういうことを思いつくと言うのは本当に嫌な流れです。
やめれば良かったんですけどね、ピン付イモネジがきちんと外れるか、確認作業に入ってしまいました。
念のため1.5ミリの六角にはジョリジョリするネジ滑り止め液を塗布してから施行しました。
地獄の始まり
何も対策せず舐めると後悔もありますので「螺旋滑り止め液」を塗布してからネジを回すことにします。
さてどうなったか、、、今回は前後のプロペラシャフト側、ギアボックス側合計4個を外してみることにしてみました。
これはかなりジョリジョリした感じで食いつきが良くなるので割と安心して今まで使ってたんですね。
なんと言うことでしょう。めちゃくちゃ硬い。3つともほんとに間一髪で回ったと言う感じ。外した今ネジを見るとこんもりとねじ山が完全に消滅している位、ネジロック剤が付いています。これはやばい。
まぁ3つなんとか恐ろしい手の感触を残しつつも、外れましたから最後の1個なわけですよね。
最後の1個、「えいっ」と加減をしつつ確かめてみたところ、どうも何かが違う感触です。全く外れる気配がない。どうもトルクが足りない感じ。
こういう時はドライバータイプではなく、素直にL字型の1.5ミリの六角レンチでやったほうが無理なく行けると思い試してみるもなんとレンチの方がしなってしまう始末。嫌な予感がする、、、、
こうなれば仕方がないのでもう一度きちんと滑り止め剤をつけ、真上からトルクをかけ「えいっ」やってみました。
その瞬間、、「ヌルっ」と言うあの時感じた懐かしくも最悪な手ごたえ。見事に舐めました深夜12時近くに、、、
それからは苦闘の始まりです。
まだかろうじて1.5ミリの穴のまま外そうとチャレンジとしていた時
ゴテをネジ穴に突っ込んで10分ほどはんだごて自体が持てなくなる位まで十分に温めても、、、全然回らない
もちろん使っているのは螺旋モグラ。1.5ミリでは穴小さすぎるのでドリルで少し穴を開けて大きくしてみました。
それでも全く回らず穴が大きくなるだけ。
これはやばい気がします。
次は逆タップの秘密兵器を購入してみますがこれもまた回らない。どんどんネジ穴がでかくなってだけ、、、時間はすでに0時半。
ロックンクローラーズさんの試した最後の手段は駄目だった、、、
ショック、ショック、ショックな深夜1時。
しょうがないのでドリルでピン付きイモネジ自体を粉砕することにしました。
そのために使用したのはこの手持ちのドリル。
色味からすると鉄鋼ドリルのように見えましたが、実際は全く歯が立たないない木工用でした。
というわけでDAY1はこれにて終了。時刻はなんだかんだで深夜1時過ぎ、、、
DAY2。鉄鋼用ドリルで粉砕することを心に決める。
アマゾンで注文しておいた結構用ドリルが翌日には到着。いやほんとに次の日に到着ってありがたいですね。
その前にこれを試してみました。
俺の最終兵器。
ネジ取りインパクトドライバー!
これは舐めたネジにアダプターをトンカチで打ち付けて、刃で固定。
そこにインパクトドライバーを装着しさらにトンカチで叩いて45度ずつ回していくと言うアイテム。
以前はこれで窮地を脱したこともあります。
アダプターを捻りとんかちで叩き込んでみるとしっかり固定。これなら回りそうだ。
ガンガンガン。これはいけそうだ。
それでも回りません。完全にお手上げ。
最終手段。
鉄鋼ドライバーでピン付きイモネジごと粉砕に切り替えます。
まずはこれでイモネジ部分を3ミリで完全になくします。
ピンの部分は裏側から叩けばポロリと取れると思ったんです。
これがね、、、全然ピン取れない。おかしくねぇか?だってイモネジ部分はもう消失してるんだから、ピンなんか抜けるだけでしょ?
でも抜けない事は変わらないんですね。
わかった。
ピンよ、、、
お前自体も消滅させてやるよ。
ここで注意しなくてはいけないのは。
まっすぐにピンだけを粉砕する
と言うことです。
残ったピンまっすぐドリルが刺さらず斜めにつき出てしまえば、アクスルから出ているアウトプットシャフトを壊してしまいアウトプットギアなども交換しなくなってしまいます。
これは避けたいですね。
ですから慎重に品だけを粉砕するように最初は1.5ミリのドリルを通し粉砕用の穴を徐々に大きくしていくと言う形をとりました。
最後の1.5、2ミリとドリルの刃を交換していき、最後の粉砕用の3ミリのドリルが突き抜けた瞬間がこれ。
あれピンの横からドリルの穴が突き抜けちゃってる。
信じられないのでもう一度、
あれピンの横からドリルの穴が突き抜けちゃってる。
はいまっすぐピンを粉砕することができずピンの横からドリルが貫通してしまいました。きっとアウトプットシャフトの穴も大きく破壊してしまっていることでしょう。
力が抜けていく瞬間。...
と言うわけで、アクスルを車体から外しやけくそでもう一度品を叩いてみました。
奇跡の瞬間
そしたらなんと奇跡的にポロリとピンが抜け分断に成功。
さらにアウトプットシャフトの穴がちょっとだけ広がっているような気もしますが問題なさそう。
よかった。
とりあえずダメになってしまったプロペラシャフトを何か新しいものに変えないとと言うことで道具箱の中を探してみれば、、、、SCX10.1のアウトプットシャフト側のプロペラシャフトが何故かぴったりはまる。
あーら奇跡だ本当だ。
レッドキャットにアキシャルがすっぽり入る。出したり入れたり出したり入れたり、ええきもつ
レッドキャットとアキシャルの融合。こういう言うことってよくあるんでしょうかね?
とりあえず古い部品ですが今までもプラスチックのままで問題なかったのでアキシャルの中古部品でしばらくはいいと思います。
壊れたら金属製にすればいいし。
もう脱着は大丈夫なはずだから。笑
だけど1つ懸念してる箇所があるんです。
それはここ。
モーター側からのプロペラシャフトの同じようなイモネジピン。
僕はもう触りません。笑
今のところ触る必要がないから。笑
いやーそれにしても今回はねぇ厳しかった。
レッドキャット組み立てる時、ネジロック剤付けすぎです。笑
何事も経験ですね。
正直もうこれはやりたくないわ。笑
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