【プロポ】SPEKTRUM DX5 Rugged 5-Channel DSMR Transmitter が欲しい 〜 技適無いので無理だけど。。。

「プロポ」

そう呼ぶのは日本だけみたいですね。

そもそも「プロポ」って何が語源なの?
と思って調べたらWikipediaに

ラジコンの制御方法の種類の一つであるプロポーショナル式の略“と書いてあります。
プロポーショナル​=比例する

つまり、送信機の操作量に比例して機器が作動する事です。
“プロポーショナルシステム”とも言います。

海外では
Transmitter トランスミッター = 送信機
RADIO レディオ = 無線

などと呼ばれていますが、
それだとラジコンに関わらない他のジャンルの送信機や無線機器も同じ呼び名になってしまいます。

日本独特の”プロポ”という呼び方は、”ラジコン装置における”送信機またはコントローラーの事ですので、とても分かりやすいですよね。
こういう名称を付けるのって、日本人得意だと思います。

と、そんな話はどうでも良いんですが、
今回は以前から僕がずっと欲しい欲しいと思っているプロポの紹介です。

ただし、技適の問題がありますので日本国内では使えないという”もどかしい”現実もあります(笑)

目次

SPEKTRUM DX5 Rugged 5-Channel Surface System

アメリカ ホライゾンホビー傘下にあるメカブランド”スペクトラム”がリリースしているオフロードマシン向けのプロポです。

見て分かるとおり、タフな作りが最大の特徴です。

キャッチフレーズは
「あなたのRCカーは耐久性があるのに、何故プロポの耐久性は低いのですか?」

と、実に痛いところを突いて来てくれますね(笑)

コードレス電動工具からヒントを得たという人間工学設計に基づくデザイン。

衝撃吸収性に優れたゴムを本体各所に配置し落下時の破損を防ぎます。

水しぶきレベルなら塗れてもOK。

この画像を見る限り泥の水たまりに完全水没させたような状態になっていますが・・・www

スタイルも悪くないです。

日本のプロポメーカーの製品は僕の感覚だと、ちょっとアニメチックというか未来派というか、なんか独特な感じがしてあまり惹かれないのですね。
なのでこういう無骨な感じは好感がもてます。

ギミックが凝縮

本体脇のフタを開けると簡単な工具が入るようになっています。
これ、「たかが十字レンチ」と思う方もいると思いますが、何気に便利だともいます。

サクッとホイールナットの緩みチェックとか出来ちゃいますからね。
いちいちリュックから出したり、ベースに戻って作業する必要もありません。
ま、ポケットに入れておけばいいんだけどね。

シャーシガードは耐久性の向上にも役立ちますが、カメラのマウントを装着する際にも役立ちそうです。
こういうパーツって、社外品を後付けすると安定性が悪いですが、専用設計で付いてるのは実に親切。

オフロード向けのプロポだけあってホイラーがオフロードタイヤになってます。
良い!

さらにワンハンド走行をさせる時に便利なレバーも標準装備です。
これも素晴らしい。

設定はモノクロ液晶なので正直大したことないです。
スイッチ類も使いやすそうでは無い。

海外では主流の5chプロポ

このDX5、
5chプロポです。

5chです。
「そんないらねーよ」
という方もいるでしょう。

でも海外では5chは主流です。
いや、主流は言いすぎかな(笑)

でも数は多いです。

というのも、RCクローラーにおいて5chが必要になるケースって結構あります。

僕もそうでした。

昨日の記事でも書きましたが、AXIAL SCX10iii(キット)だと標準で4ch仕様です。
それにLED制御を加えたので5chでフル制御出来る様になってます。(ました)

トラクサス TRX-4のRTRに付属のプロポは4ch仕様ですが、デフロックの前後独立ON/OFF制御には2ch分を1chで制御出来る独自のシステムが取り入れられています。

その為、社外プロポに好感する場合はやはり5chが必要になってきます。
LED制御を追加する場合は6ch。
※トラクサスのディファレンシャルコントローラー(TRA5697)とサーボリバーザーがあれば1chで2ch分の制御が可能です。(詳しくはココ

昨今、2スピード搭載のリグも増えてきましたし、サーボウインチを付けるケースなんかも今後増えそうですよね。
そんな時5chあると余裕をもって割り当てることが出来るので、5chというのは最低限必要なチャンネル数だと僕は思っています。

一方、日本のプロポは4chが主流です。
これは確実に主流です。

7チャンネル制御出来るプロポはフタバのハイエンド7PXRがありますが、実にお高い。。。

ちょっと前にリリースされたKOPROPOのEX-NEXT LDT KR-420XTは、通常4chですが、対応するシリアル機器を接続すると8ch仕様で運用出来るそうですが、特殊なので純粋な多チャンネルプロポとは違います(たぶん)。
あとこのデザイン凄い。。。。

肝心の値段は?日本では使えない?

このDX5 RUGGEDですが、現地価格で$239.99となっています。

テレメトリー対応の受信機が1つ付属しています。
悪くない値段だと思います。

色違いもあります。
※色違いの2つは送信機のみ

で、ここまで推してきてなんなんですが、
ブログやってる以上無視出来ないのでお伝えすると、
このプロポは日本では使えません(笑)

当たり前なんですが「技適」が無いんですね。

スペクトラムのプロポは電波が強すぎて日本の技適は認証取れないみたいです。

残念。。

ということで、
期待したいのはやはり日本のプロポメーカーですね。
フタバ、サンワ、KOPROPO。

ちょっとガラパゴス化している様な気がしないでも無い日本のプロポ事情ですが、それは恐らくサーキットレースが主流だからなんでしょうね。
今後クローラーがドンドン盛り上がりを見せれば、日本のメーカーもオフ車向けの多チャンネルプロポ、出してくれるかもしれません。
?? 無いな(笑)

https://www.spektrumrc.com/Products/Default.aspx?ProdId=SPM5200

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