前回の続きです。
BP Custom GENXシャーシを組む
1台目と同じ要領で完成させます。
まぁまぁ順調にここまで組み上がりましたよ。
同じ要領でボディーマウントを装着するブレースをショックタワーに装着していきます。
フロント、ステアリングサーボのリンクの取り回しはこのような風に。細かなプラチックのリンクスペーサーがアライメントの調整に役に立ちます。
組み立てている途中で、ふと、エンデューロの5スロットモーターが余っているのに気づきそちらに換装。やっぱり極低速域のなめらかさや動きの掴み易さは5スロットの方が僕はわかりやすいんですよ。、
バッテリートレイも同じように装着しほぼ完成間近。受信機はボディマウントの下に貼り付けました。
実はこれがやりたかった。BPC同士のノーマルアクスルとポータルアクスルの車高の比較。
はい。
実はこれからがBPC GEN Xを2台揃えた真骨頂。
この比較がやりたかったんです。
実際にポータルアクスルとノーマルアクスルとではどれぐらいギアボックスの高さ位置が違うのか。
これを確認するために揃えたといっても言い過ぎではないんです。
何故かと言うと1台目のポータルアクスルバージョンの場合、SCX10やエンデューロのシャシーに比べても特段ギヤボックスの位置が低いと言う感じではなく同じシャシーで比較したかったんです。
まぁ、当たり前なんですが、、、、結果は以下の通りです。
ご覧のようにスプレー缶がノーマルアクスル側に傾いていますのでノーマルアクスルの方が車高が低くなりました。ノーマルアクスルとポータルアクスルってこれぐらい違うものなんですね。
次はボディもかぶせてみましょう。ボディのカットラインはほぼ同一なのでほぼ違いはありません。
ご覧のように黄色い方がボディの位置が低いですね。
これは走りでもお互いに違いが出そうな気がします。
ポータルアクスルの腹下クリアランスを取るか、ノーマルアクスルの低重心を取るか。
二台とも少しだけホイールベースを延長して、どれぐらい潜在能力を引き出せるかやってみました。
こちらの新たに完成、黄色いBPC/AX10≒SCX10ノーマルアクスル。
ロックンクローラーズさんのミッキーロックやクジラシークレットと言うスポットでのリポートにもあるようにとても楽しく安定して走らせることができました。
やはり心なしかBPC/ポータルアクスル版よりもキャンバーなどで強いイメージです。
ロックンローラーズさんは写真撮るのうまいのよね。好きなカットです。
とても具合が良かったもので少し欲がまた出てきます。
しばらく経ってホイルベースを324mmに延長してみました。313mmの登坂限界が63度位だったのでホイルベースが少し伸びるとどれぐらい上がるか実験したくなったんですね。
わずかホイールベースが11ミリ伸びただけでなんと限界が3度も上がり66度まで行った時はびっくりしました。あくまでもベンチ上のものですけどそのリグの転覆限界がわかるっていうのはなかなかいいものです。
ポータルアクスル仕様は重心が高い分、ホイールベースも更に少し延長させて4ミリ長い328ミリにしてみました。
じゃあこの二台の違いって何かと言うと、、、、
客観的に言えるのが1つの側面として登坂能力を比べてみました。ポータルアクスルの方が重心が高い分、登坂限界は低いはずです。
その結果、ポータルアクスルとノーマルアクスルで限界は1.5度から2度の差がつきました。
さてこのBPC/SCX10の2台。
現役の新型LCGシャシーと互角は正直厳しいですが、現場でも充分よく走ってくれます。
やっぱり車重がノーマルアクスル仕様で3.6キロ。ポータルアクスル仕様で3.9キロと重いのがキャンバーとかで効いてきますね。
現代のLCGシャシーの2キロ代中盤から3キロいくかいかないか。
それらに比べると600グラムから1キロ重いですから、、キャンバー走行などでずり落ちやすいとかやはり不利なところが否めません。
とは言え、、、
今まで使ってなかったリグがBPCシャシーで現役復帰したのでとても良かったと思いますよ。
僕自身もとても勉強になりました。
2台もこれで完成かなと思いきや、、、
この前、ミッキーロックに持ってったらホイールベースが伸びた分、、、、
ランプブレークオーバーアングルが悪くなっちゃって、、、
難所の頂上で亀になるようになっちゃったんだよねぇ〜
またホイールベース313に戻そうかしら、、、、
ずっとこんなことの繰り返しのようです。
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