【眠っているSCX10を復活させる】秘密兵器は旧式のLCGシャシー。さて組み立てられるのか?

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同好の士、鶴の一声でBPC購入を決意

この時YouTubeの組み立て動画とか探したのですがこの会社のものは全くと言っていいほど出て来ません。出てくるのはGスピードとか最新のLCGシャシーばかり。やっぱり旬のものっていいですね。

正直、迷っていたのですがSNSの同好グループの方が同じBPCシャシーを運用しているとのことで、その方の一言に押されて、勇気を出して買ってみることにしました。

ここで割り切りが大事だと思いました。ロックンローラーズさんが持っている軽量素材&最新設計のGスピードV3シャシー等と張り合おうなんて言う気持ちはさらさらありません。

ただ現状よりももう少し楽に走るようになったらいいなとか、

エンデューロやSCX10.3などの最新のモデルとまぁまぁストレス無く走れるようになったらいいなとか、

そういうスタンスで導入していこうと思った感じです。

BPC GEN X自体、数年前のLCGシャシーですが SCX10も10年前のマシンですから、ちょうどいい塩梅なのかもしれません。

今回はシャシーだけでなく大型のロックスライダーとメカニカル搭載マウントも買ってみました。全部で12,000円前後だったと思います。

頼んだことを忘れた位になるとちょうど届くのがこのパーツの恐ろしいところ。

届いたパッケージを見るとよれよれでいかにもこの数年間売れずに、倉庫の中で眠っていた雰囲気を漂わせています。萎えますね〜。

それに手で持ってみるとパーツがずっしりと重い。どうも今は「シャシーも軽いものが良いらしい」という時代のトレンドとは真逆にあるような感じがありありとわかります。

到着した時、正直な気持ちを言えば、、

「嬉しい〜」とか「早く組み立てたい〜」

とかそんな気持ちは全くありません。

ただただ、「あーあ、遂に、、、めんどくさいものが届いちゃったな、、、、組み立てるの大変そう、、、」と言うところが本音。


まず第一に、組み立て説明書もないただのエッジが鋭利で手を切りそうなスチールの端材のようなキット。どう組み立てていいのかよく解りません。いわゆる途方に暮れるのが目に見えています。

第二に、海外のキットと言うことでネジ穴が開いていてもそれが元のSCX10のパーツとぴったり合うなんてもともと考えていません。加工が必要になったらそれこそまた途方に暮れますね。

第三に、やはり旧型のシャシーと言うことで思ったほどの性能が得られないのではないかと言う根本的な不安もあります。

これが写真の内容物です。まさに金属の端材の様な雰囲気。た
だただそっけなくどうしていいのか皆目見当もつきません。

正直組み立てるのがめんどくさいけど、やるしかねーな。というかとても不安

到着して2週間ほど放っておきましたが、このまま時が過ぎても組み上がる事は永遠に有りません。
これはもうやるしかないと意を決し、組み立てに入りました。

参考にするのはInstagramやロックンクローラーズさんや同好の先輩から送っていただいた画像が本当にたより。
とにかく画像の真似をして組み立てていくしかありません。

スキッドプレートを挟んだとき、まずこの向きで組み立てるのか、
こちら側の向きで組み立てるのかすらわからない。ス
タート地点から、結構切実な問題です。

こういう初歩的なところからつまずくのでまぁ予想していた通りなんですけどね。Instagramの写真を拡大したりしてがんばりました。

因みにGENXシャシーは無く、
GEN6の写真しか無かったんですがそれでも参考になりますね。
ばらすときには組み立てるときにわからなくならないようにメカのコネクターの向きとかも写真に撮っておきます。

とにかく見よう見まねでやるしかありません。

ロックンクローラーズさんからブログ用の記事に撮っておいた使わないカットを提供してもらえました。本当に先輩方の写真1枚1枚が参考と助けになります。

何とか「写真を見て、同じように」と言うところで地道に作業進めていきます。

SCX10/中華ポータルを分解しスキッドプレートとアクスルごとアキシャルのシャシーから分離しました。

ガボっと言う感じでオリジナルSCX10シャシーとの分離が成功。
もう後戻りはできません
とりあえずギアボックスのメカニカルスキッドプレートをシャシーとサンドイッチにすることに成功。これだけでもだいぶ気持ちが安心してきます。

とにもかくにも抜き取ったスキッドプレートをシャシーで挟み込めば形になると思いやってみたところなんというか奇跡的というか穴の凹みともぴったり合いネジ止めすることができました。

当たり前の話ですが、

オリジナルSCX10と共通部品になるのはこの「ギアボックスと前後バンパーマウントだけ」になるんですね。

それでも私はこのモデルを「BPCシャシーにポータルアクスルを搭載したSCX10」と言い切りたいと思います。

サスペンションのアッパーマウントを取り付けることにも成功。アッパーリンクのネジ穴の位置もピッタリでした。

シャシーに無数の開いている穴も少しずつビスで埋めていくことによって着実に組み上がっていく喜びに変わってきます。

ドリルで穴を大きくしたり位置がずれていることも全くなく思いのほか精度が高くてびっくりしました。
これはボルトオンといっても言い過ぎではない感じです。
と言うか控えめに言っても「完全なるボルトオン」です。

ロックスライダーは細身と太めがあるんですが僕は太めをチョイスしてみました。ここにアンプや受信機を載せる予定です。

ご覧のようにフロントにX型の部品をつけてその上にバッテリーを固定しました。ネジ穴もぴったりなので多分この付け方でも合っているのでしょう。

とりあえず既製品で買っておいたボディーを載せました。

タイヤをつけボディを仮乗せしてみるとなかなか勇ましい雰囲気で良さそうです。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • いやいやカッコいいですよコレ。良く走りそうですし。Ford風ボディ似合ってます。個性的だし。

    • ありがとうございます。
      いつも時間ばかりかかってしまってるんですが、
      そう言っていただけるとありがたいです。

      次回もがんばります。

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