昨年末から続報をお届けしてきたHolmes Hobbiesの新製品情報。
いよいよ新しいサーボが販売開始されるようです!
アメリカ時間の4/23 朝にオフィシャルサイトでローンチされるようです。
※日本時間の4/24 午前1:00〜2:00くらいかな。
が、、確認したら既に商品ページが出来上がってます。
※写真はなし
価格は$159.99となっています。
ちなみにREEFS RCの”777″が$157.77なので同価格帯ですね。
スペックはもちろんHolmesの方が高いです。
Holmes Hobbies – BLS SHV800 Brushless 16 Volt Servo
無駄にCNC加工でシルバーアクセントが施されていないシンプルなケースが、今後の王者になり得るオーラを感じさせます。
スペックは
電圧:2セル〜4セルリポ
トルク:15V 1290 oz/in = 93kg/cm
トルク:12V 1050 oz/in = 76kg/cm
トルク:8.4V 790 oz/in = 57kg/cm
と、もの凄い数値。
HolmesやREEFS、FUTABAなど高級サーボの実測値はほぼスペック通りの値が出ることは、海外の検証動画で実証されていますので、信じて良いトルク値です。
重量は94g。
25Tスプラインです。
電源はJSTコネクタを使用して2〜4セルリポバッテリーへのバッ直になります。
スゴイサーボが出てきましたね。
というか、そこまでハイトルクって必要なんでしょうか?(笑)
アクルス周りの色んなパーツがぶっ壊れそうで使うのちょっと怖いです。
気になる方は、初期ロット狙ってゲットしてみて下さい!
多分すぐ売り切れると思いますので、お早めに。
https://holmeshobbies.com/electronics-and-wiring/servos/shv800-servo.html
4セルリポ?
このサーボだけでは無いんですが、バッ直タイプのハイトルクサーボって4セルリポまで対応なものが殆どです。
メーカーによって表記は色々で、【14Vサーボ】【15Vサーボ】【16Vサーボ】とバラバラです。
3.7V × 4セル = 14.8V
僕は4セル使った事ありませんが、2セルと3セルのパワーの差を体感してきたので、これが4セルともどんなもんか大体想像つきます。
ちなみに、日本だとRCカーの場合は”2セルリポ”が主流ですよね。
つまり3.7V × 2セル = 7.4V
僕が一番初めにかったリポはコレ。
G-FORCEのZERO CIRCLE LCG 7.4V
日本メーカーのバッテリーって、そもそも3セルをラインナップしてる所はほぼ無いんじゃ無いでしょうか。
詳しくは分かりませんけど、国内のサーキット競技のレギュレーションが(JMRCAとか)8.4Vまでと決まっているからだと思います。
なので、国内製のカー用ESCで3セルまで対応って多分無いか、数が非常に少ないハズです。
そういう事もあり、3セルリポ = 11.1V の文化は日本のRCカーでは根付いていません。
※航空機では3セル4セルはあたりまえ。
でもRCクローラーとか海外製のラジコンは、もはや2セルで利用すること自体がレアケースな風潮もあり、3セルリポがメインです。
で、このサーボ。
最大許容電圧が16V。
つまり4セルの14.8Vを使うと最大の93kgf/cmものトルクが発生する代物です。
だからといって、
4セルリポを導入してサーボにバッ直して、「よし!電源ON!!!」というのは危険です。
なぜならESCも4セルリポ対応で有る必要が有るからです。
定番のHowwyWing QuicRUn WP Crawler Brushed 1080。
コチラは2-3Sリポ対応ESCです。
欲しい欲しい欲しい
けどどこも品切れ。
入荷する気配も暫く無さそうな大人気のキャッスルのMAMBA Micro X。
これももちろろん2.3セル対応。
たとえ、サーボとバッテリーをこのJSTプラグでバッ直したとしても、バッテリーからESCへの電源供給は通常の方法で接続する訳ですから、4セル非対応のESCに14.8Vぶっ込んだら破損は免れないと思われます。
つまり4セルリポ対応のクローラー向けESCが必要になってきます。
調べるといくつかあります。
4セルリポに対応したクローラー向けのESC
Castle Creations – Mamba X
MicroじゃないMAMBA。
こちらは2〜6セルまで対応です。
BECも5.25V〜8.0Vまで変更出来ます。
Castle Creations – Sidewinder 8th
1/8スケール向けのサイドワインダー。
※Sidewinder3と4は2.3セルリポまで
こちらも2-6セルリポまで対応
TEKIN – RX4
こちらも2-6セルリポ対応。
どれにしてもお高いESCですね。
あとは4セルのショートリポをサーボ専用で積む方法もありますね。
ESCは3セルで駆動して2本積み。
あとはESC用のBECを別に導入するか。
ただ、3セルでも76kgなんで、ぶっちゃけ十分過ぎるハイトルクです(笑)
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