今回はちょっと違うテイストのマシン紹介です。
このルックス、まさに今流行のLCG シャコタンマシンではないですか!
しかもボディもパワーワゴンみたいな古い商業車ベースで、そのままクローラーシャーシ流用出来そうですよね。
この興味深いマシン。
ELEMENT RCブランドの母体であるチーム・アソシエイテッドの製品です。
Team ASSOCIATEDの”Trophy Rat Ready-To-Run”。
ショートコーストラック。
このマシンについて調べてみたので報告します。
Trophy Rat Ready-To-Run
まずは概要から。
- スケール:1/10
- 全長:481mm
- 全幅:282mm
- ホイールベース:322mm
- 重量:1,834g
- 駆動:2WD
- 価格:$339.99(完成品)
一見クローラーぽく見えますが、ショートコーストラックなのでシャーシが全然クローラーとは違います。
バギーですね。
なのでオープンデフです。
※こういうのオープンデフっていうんですよね?(笑)
でもルックスはスケーラーです。
塗装の仕上げは凝ってはいますが、若干チープ感を感じるポリカの品質でもあります。
塗装のディテールがね、なかなか細かいんですよ。
「これは何かオリジナルが存在するんだろうな?」
そう思って検索したらすぐヒットしました。
まさにコレですね。
The Trophy Rat by Keith Northrup
このリグはアメリカのカークランドにある"ノースラップ ファブリケーション"というカスタムショップがワンオフメイクしたもの。
ボディは、International Harvester Company社の1937年式 D15トラックがベースになっています。
ちなみに、International Harvester Companyは、VANQUISH VS4-10やREDCAT GEN8に採用されている「スカウト」を生み出したメーカーです。
トロフィートラックとラットロッドの融合
そもそもこの「トロフィー ラット」という名称ですが、「トロフィートラック」と「ラットロッド」というカスタムカテゴリを融合したスタイルになっているのが由来です。
「トロフィートラック」
所謂、高速オフロードレースカーの事です。
TRAXXASのSLASHとかRCカーでも種類が豊富な別名“ショートコーストラック”です。
「ラットロッド」
ラットロッドは「ホットロッド」の派生ジャンルです。
ホットロッドは1930年代の量産ボディをベースに現代のドライブトレインを積み、鮮やかなカスタムペイントを施したスタイルが特徴です。
いっぽう「ラットロッド」は、
"ラット=鼠"
ネズミが住み着くようなダメージ加工されたカスタムが特徴 ※諸説あり。
つまりは、ホットロッドに対するアンチテーゼとして生まれたジャンルになります。
そんなトロフィートラックとラットロッドを見事に融合させたNORTHUPFABのリグ "トロフィー ラット”は正に「走るための車」です。
こちらは"VICE UNLIMITED"によるトロフィートラック。
むちゃくちゃカッコイイですね。
このスタイルのラジコン。
トラクサス辺りが本格仕様で出してきてもおかしくない気がします。
その先人を切ったアソシ。
流石ですね。
ゲートキーパーにIFS積んでパワーワゴンボディ乗せたらコレっぽくなりそう。。。
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