
実は心の片隅に引っかかっているマシンがあります。
自分のもう1台、ロートルちゃんアキシャルSCX10。
そして格の違いを見せつけられた ロックンクローラーズさんのSCX10.3。
もしも万が一、10年落ちの初代SCX10で最新のSCX10.3に走りでついて行けたら痛快だと思いませんか?
そんなことをぼんやり考えていたら、どうやらこれに合う中華ポータルアクスルがAmazonで程良い値段で売っていることがわかりました。
これだ!これが有ればイケる!
→ 早速、導入してみました。

プラスチックの地面とのクリアランスが低いノーマルアクスルから金属製のポータルアクスルは重さも稼げて、一石二鳥。
まぁ導入した時も不器用なものですから、滑ったの転んだの、組み立てに時間がかかり非常に疲れたのも正直なところでございます。

「これが有れば旧車も最新のスペックにアップデートじゃ」と簡単に考えておりました。

頼もしい姿。
実はこのポータルアクスル。ハブに致命的なガタがあってAliExpressでもう1個買い直す羽目になるのですが、勉強代として安物買いのなんとやらで仕方なかったのかもしれません。
さらに、ロックスライダーを幅広タイプのものに変え、アンプや受信機などのメカ類が搭載できるようになっただけでこちらとしては新しいマシンに脱皮しているようで何故か気分も盛り上がります。

サスペンションも中華の安物ですがノーマルよりは良いと考え新しいオイルダンパーを導入。

ボディも初代スカウトモチーフのものに載せ替えました。
こういったモデファイをすることで、モビルスーツに例えるならば、MS05旧ザクからザクスナイパーにアップデートしたような気分で1人で盛り上がっていました。

景虎、わしは天下を取る。
タイヤはポータルアクスルで全高が上がってしまう分を120ミリでは無く、110ミリのタイヤで重心を低く抑えたつもり。
ポータルアクスルが金属製になったのでバネ下重量が増え、より斜面にも強くなるはず。
ステアリングの切れ角はノーマルアクスルの時とは比べ物にならないほど増えました。これで斜面でソーイングをしたり、もがいて登る場面でもステアリングの切れ角内側のタイヤショルダーを使って登れるはず。
ノーマルのタイヤ2つ分から足のストロークも増えて、タイヤ3つ分が軽く上がります。
正に死角無し!
これで連邦の最新型とも互角に渡り合えるはず。
これはもしかすると、 SCX10.3をも凌駕するかもしれないと1人でほくそ笑んでおりました。
モディファイド初代SCX10、散る
トータルすればこれで最新マシンの SCX10.3にもきっとついていけるはずと思って迎えたのが、以前にチラッとだけ管理人のロックンローラーズさんが書いた立川ロック/クジラシークレットの模様。

このときのコンビ車両は低重心で鳴らすロックンクローラーズさんのエレメントRCエンデューロ。
実はもうこの時の結果は散々。
激しく散りました。
クジラシークレットという場所は比較的高低差も程良い感じで、明らかな難所と言うところはなかったのですが、エンデューロの後についていこうとしていくだけでもう、こける。こける。転けまくり。
なんか基本的な接地感みたいなのは無く、腰高です。
サスストロークはあるはずなのに車体が路面にどっしり座りません。
常に小刻みにボンボン跳ねているイメージ。
どうも重心が上がってコケやすくなった上に、スプリングが硬すぎて跳ねてまともにトラクションがかからないです。
おまけに走行途中にダンパーの内部のネジが緩みを内部崩壊。
悲しみのシェイクダウンは終了しました。
エンデューロとの走り違いはもとより、これではとてもじゃないけど舐める様に路面を捉えていく SCX10.3と楽しく伴走は不可能と判断。

これは何か根本的なところがダメで思ったように走らないような気がすると思った私。
もしかすると、旧いマシンは厳しいのか、、、
いや、きっとセッティングの仕方が良くないのでしょう。
この時から数ヶ月、、、
失意の初代SCX10は眠りにつくことになります、、、
しかしロックンクローラーズさんのブログのおかげで新たな展開になることに、、、、
コメント
コメント一覧 (2件)
流石ですねえ‥本格的な場所で本当のクロ-リングを楽しんでおられる様子・・
改造技術も素晴らしいですね!
私は10年前のドノ-マル仕様でSCX10をトレイルや郊外の公園散策時に楽しんでいます・
最近INJORAのボディに乗せ換えました。
いずれにしても、RCクロ-ラ-は遊べるマシンですね!
僕もオリジナルのscx10をそのまま運用しているのでご覧になっていただけてありがたかったです。