先日、デンジイエローさんのAXIAL SCX10ⅲ グラディエーターを拝見させてもらった時に見たIC3バッテリーコネクタ。
こんなコネクタもあるんだと勉強になった次第です。
そもそもラジコンをやるようになってから知ったコネクタも数多く、どんな種類が他にあるのか興味があったので調べて見ることにしました。
挙げたらキリが無いので、主にバッテリー接続に使われるものを中心に調べてみました。
それから、問題になってくるのが、コネクタが持つ「許容電流」の値。
コネクタにより差があるので、3セルリポバッテリーなんかを使う場合は注意が必要です。
以下、6種類のコネクタを調べて見ました。
- タミヤコネクタ
- T型 ディーズンコネクタ
- XT60
- EC3
- IC3
- Traxxas connector
バッテリー用コネクタ6種類
タミヤコネクタ(ラージ) / 許容電流:15A
僕が知っていたラジコンで使われるコネクタっていえばコレだけ。
小学生の頃に使ってたのを想い出します。
日本では最もスタンダードなコネクタかもしれませんが、海外製のESCでこのコネクタを採用している物は現代では少ない印象があります。
よく言われるのが「リポバッテリーだと溶ける」という事。
なんでも、抜き差しを繰り返すと中の金属端子が広がって接触不良を起こすことが原因だとか。
特に3セルリポを使う機会が多いクローラーでは、あえてチョイスする必要は無さそうですね。
T型 ディーズンコネクタ/ 許容電流:50A
ラジコン界で長く席巻し続けているT型コネクタ。
アメリカのカリフォルニア州にある"WS Deans Co."という会社の製品です。
ウルトラとマイクロの2種類がありますが、ラジコンでよく使うのはウルトラ。
金と銀でメッキされたバネ仕掛け構造で脱着が容易です。また、ある程度の力を掛けないと脱着が出来ない構造になっており安全製も高い。
最大電流:50A
XT60/ 許容電流:60A
昨今増えてきているバッテリーコネクタといえばXT60ですね。
自分もこのコネクタで統一しています。
T型と違い、オス側もカバーで覆われています。
メス側はこんな感じ。
若干抜き差しが固いですが安心感は抜群です。
XT60って、いろんなタイプが存在しますよね。
なかでもこういうカバーが付いているタイプ。
下手な半田付けが隠せるのでこれ良いんですよね(笑)
そのほかXT30とかXT90とか。
流す電流量によってコネクタタイプが変わります。
XT規格って、どこかの会社のオリジナルがあるんですかね?
許容電流:60A
EC3 / 許容電流:60A
あまり使われる機会が無いタイプ。
3mmブレットピンを使ってケース内に収めて使うコネクタです。
簡単に言えば、ブレットコネクタのアダプターみたいなもんですね。
IC3 / 許容電流:不明 たぶん60A
グラディエーターに搭載のスペクトラムESCに付いているIC3コネクタ。
スペクトラム社オリジナルのコネクタです。
こういうオリジナルコネクタって、正直言って不便ですよね。。。
変換コネクタがあれば解決なんですが、バッテリー側はT型かXT60が主流の現在汎用性という意味でデメリットでしかありません。
ただし、先ほどのEC3コネクタと互換性があるそうです。
Traxxas® connector
こちらもトラクサス社オリジナルのコネクタ。
わざわざ変換コネクタを使わなければイケない面倒くさい仕様です。
※カットしてXT60やT型に付け替えちゃばいんですけどね。
ただコチラ、コネクタとしはとても優秀なコネクタみたいです。
抵抗を少なくし、消火ホースの様に電流を流すことで電圧損失をほぼゼロにした特許取得済みの技術だとか。
トラクサスによれば、このコネクタにアダプタを使用することはパフォーマンスの低下に繋がるので避けて欲しいという記載もありました。
電気抵抗が増えることで意味が無くなってしまうんですね。
これは他のコネクタでも同じ事が言えますね。
なるほどです。
他にもコネクタの数は山ほどありますが、ESCとバッテリー間のコネクタといえばこの6種類。
現状だとXT60を使うのが安牌かもしれませんね。
ESCにもよりますけど。
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