【防水加工】ESCのウォータープルーフ化を試みた

REDCAT GEN8の水行時の不調問題。

前回受信機の防水テストで問題はESCだという事が分かりました。

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SURPASS Hobbyの60AタイプESCは防水では無くて、80Aタイプのみが防水仕様か?

そんな確信を得ましたが、メーカーに問い合わせると

「60AはSplash Proof (防滴)」という返答がきました。
つまり浸水は不可です。※80Aはどうなのかこれまた現在確認中。

ということなので、自分で簡単な防水対策を施すことにしました。

目次

マニキュアで防水

ESCを観察

とにかくコイツを分解する必要があるので、観察していきます。

リポとニッケルの切り替えようジャンパーピンの間から中の基盤が丸見えです。

ケーブルの出入り口も隙間が空いてますね

バッテリーとモーターのコネクタの付け根部分も基盤が露出しています。

分解

ケース自体はここのツメを4箇所外すだけで分解出来ます。

基盤が汚い。。。。
砂とかも付着してるけど粉も吹いてます。

ヒートシンクを外す必要があります。
ネジを4箇所。

と思ったら、3箇所のネジが固すぎて外れません。
ネジ山が舐めます。
多分僕のツールでは外すこと不可能。
なので、このまま処理することにしました。

コーティング

100均で売ってるクリアのマニキュア(オーバーコート)。
これで基盤をコーティングしていきます。

施工後の写真撮ったつもりが忘れてました。。

ヒートシンクの下側にもコーティング液が行き渡るようにタップリ流し込みました。固まったら更に流して、を繰り返して3.4回。

基盤の裏はアクセス出来なかったのでやってません。

その後ケースを戻して、更に隙間部分にバスコークを流しこんでテーピングして完了。

ヒートシンク部分はそのままにしておきました。
なので多少は入り込むだろうけど、基盤コーティングしたので多分前よりは良いはず。

おまじない程度ですが、やらないよりマシかと思います。

基板用コーティング液

自分は100均のマニキュアを使って作業しましたが、専用のコーティング液も存在します。

ラジコン専用というか電子部品用の製品という意味です。

有名なのは

「MG Chemicals silicone 422B」の画像検索結果

MG CHEMICALS の シリコン コンフォーマルコーティング
海外のRCユーザーがよく使っている製品です。

シリコンなので膜厚が確保され高い防水、防塵製と共に柔軟性があるそうです。

欲しいけど日本で売ってる所無い。(売り切れ中)

Holmes Hobbiesからもリリースされていますが、中身は上記のコンフォーマルコーティングです。
小分けして売ってるだけですね。
でもこっちだと$12.00なんで、使用量考えたら十分。
モーター買うついでにポチっておけば安心かも。

防湿コーティング剤 BS-C20B
基板用のコーティング剤なんて、わざわざ海外通販する必要もありません。
日本メーカーにも沢山種類があります。

シリコンだったりフッ素だっりと色々あります。

あとはプラスティディップでESCを丸ごとコーティングしてしまうという方法もあります。受信機ではよく使われますが、ESCだと放熱の問題もあるのでちょっと心配。


そんなこんなでESCの防水処理は終了。

あとは取付。
取付も一工夫してみたいな。

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