ELEMENT Enduroの最大の特徴とも言えるのが、オーバードライブを可能にした”Stealth X トランスミッション”です。
RTRの出荷時設定では5.7%
付属のギアに組み替えることで11.83%
のオーバードライブ仕様になります。
オーバードライブ
この動画をみれば一目瞭然です。
前タイヤが後タイヤより多く回転しているのが分かると思います。
スタートは一緒
フロント1回転目
既にリアと差が出ています。
5回転目
ほぼ半周ほどの差がついてます。
9回転目でほぼ前後が揃うようになりました。
トランスミッションにオーバードライブが標準搭載されている製品版マシンは数少なく、僕が調べた限り、Vanquish Product VS4-10 Proとこのエレメントエンデユーロのみかと。他にもあるかもだけど。。
SCX10iiiとかGEN8とかTRX-4はポータルギアのギア比を変えることでオーバードライブも可能です。
疑問
ただ、このオーバードライブ。
確実にフロントタイヤがリアより早く回ってるので、普通に考えるとリアタイヤを少しずつ引きずって走行してるんちゃうん?
と考えてしまいます。
あと、リアのデフギア付近にも結構な負荷がかかってるのかな?
とイメージしています。
どうなんでしょうね?
多分、ポータルギアでオーバードライブさせるより、ミッション内でオーバードライブさせてる方が負荷は少ない気がするけど。。。
プロペラシャフトの回転数自体が前後で違うって事ですからね。
ポータルだとそこは一緒だし。
ちなみに、ヴァンキッシュには21%オーバードライブというもの凄いギアも発売されています。
https://www.vanquishproducts.com/vfd-21-overdrive-transfer-case-gear-set/
ポータルアクスルのSCX10iiiと、
ノンポータル&オーバードライブ仕様のELEMENTを走り比べていると、
登板性能に関しては確実にオーバードライブが優位だと感じます。
ポータルアクスルがもはや標準仕様とも言える昨今のマシン事情を考えると、今後のスタンダードはオーバードライブ化と言ってもあながち間違いでは無いかもしれません。
さらに、言えば、オーバードライブのギア比をマイクロサーボでコントロール、なんてギミックの方が2スピードミッションよりもはるかに実用的。
0%→20%→50%とか、そんな切替出たらめっちゃ楽しそう。
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