【ESC】TEKIN RX4&BXR

前回のCastle Creastionsに続いて今回はTEKINのESCについて調べます。

目次

アメリカのメカ界の雄”TEKIN”

https://www.teamtekin.com/

テキン
テイキン
ティーキン
ティーケン

など、呼び名がイマイチ分かりませんが、外国人の発音を聞いていると、

「ティーキン」と言う風に聞こえることが多いです。
面倒くさいので英字表記で統一します。

TEKINはアメリカのアイダホ州にあるRCのメカブランド

これが本社みたい。

WEBサイトには住所が載っていませんが、ストーカーのように調べたら住所が小さく載ってました。

歴史は古く、1983年からRC分野に参入し、電子式のスピード、その頃から電子式のスピードコントローラーの開発を行っています。

企業形態はファミリービジネスであり、予想を反してかなり規模の小さい会社のようです。
なんていうか、かなり規模の大きな会社だとイメージしてました。

社長であり父であるJim Campbell さんがエンジニアで、その妻が経理担当。息子のTY Campbellさんは営業担当。

色々と実に興味深いです。
ちなみに、

こちらの動画に出てくる方、見たことある人も多いのでは?
息子さんです。

TEKINの主なラインナップ

ESC
サーボ
モーター

このサーボとか、メチャクチャカッコイ

TEKINのESCは8種類

クローラー用として謳われているのは3つあります。

Tekin’s RX4 Brushless Sensored ESC $199.99

非常に高いです笑
そしてガンダムっぽいwww。

スペック

  • ブラシレス用(センサー有り)
  • 防水
  • 2S-6Sリポ
  • BEC:6.0V or 7.4V
  • サイズ;41×51×36mm
  • 重量:76g

性能は申し分なく、フルカスタマイズ可能なハイエンド仕様です。

CastleのCastle Linkに対して、TEKINでは「HotWire ESC APP」という設定ソフトがあります。

74V8EC 
0 6 OV 8 円 
S 之 。 t

PCで設定するタイプと、

22:43 
Demo VOOO 
Voltage Cutoff 
BEC Voltage 
Motor Direction 
Motor Type 
IS Mode 
Fan 
Setup 
Brake 
Throttle 
O 
Norm 
BL DEL 
Off 
Auto 
Timing

 スマホで設定するタイプがあります。

ただし、コレにはCastle Link同様に、

Bluetootti

Tekin Hotwire 3.0 Bluetooth USB Interface

というパーツをESCと接続する必要があります。

なんとコレ、実売で$68。
たけ〜。

o ◎ "IRE

こっちはBluetooth無しのUSB接続のみのタイプ。
実売$32

まあ、買うならこっちかな。


この設定項目って、競技レース等は別として、クローラーの場合は一度設定したら、そうそう弄る部分は無いのですからね。
悩ましい所です。

結局、この部分の出費を考えるとHobbywing Crawler ESCが最強という結論になるわけです。
※動作ニュアンスや設定項目の多さの違いは別として。

HobbyWing ZeRun AXEのESCに関しては、本体にBluetoothが内蔵されているので、外部機器不要でアプリからの設定のみ対応という手軽さです。


このRX4にbluetooth 対応Hotwire 3,0を導入したら送料入れて¥30000。
流石にもう一台キット買えちゃう値段なので、厳しいですね。

 FX-R Rock Crawling Electronix Speed Control

300

スペック

  • ブラシ用
  • 防水
  • 2S-3Sリポ
  • BEC:6.0V
  • サイズ;28×20×10mm
  • 重量:18g

ブラシ専用のESCです。
サイズ見ても分かりますが、非常にコンパクトです。

コチラもHOTWIRE対応ですが、無くても大まかな設定は本体のボタンで可能です。

ただ、コチラ、海外のショップではどこも取扱が無い感じです。
すこし古いラインナップなのでもう廃盤になっているという可能性もあります。

売ってたとしたら恐らく$100くらいじゃないでしょうか。

BXR Micro Brushed  Rock Crawling Electronix Speed Control  $70

TEKINのクローラー用アンプといえばコレでしょう。

とてもコンパクトです。

スペック

  • ブラシ用
  • 防水
  • 2S-3Sリポ
  • BEC:6.0V
  • サイズ;25×24×9mm
  • 重量:11g

レシーバーよりも小さいです。

このBXRの特徴は

「ACTIVE DRAG BRAKE」です。

“DRAG BRAKE”がクローリングでは欠かせない機能である事は、ここ2ヶ月遊んできて実体験しました。

「スロットルをニュートル位置に戻した時ブレーキがかかる」

こんな単純な機能ですが、登ったり下ったりを繰り返すRCクローリングには、コレが無いと操作が非常に難しくなりそうです。

そんドラッグブレーキを進化させたものが”ACTIVE DRAG BRAKE”だそうです。

Tekin ESC Programming – Active Drag

ACTIVE DRAG

ここにTEKINが紹介している動画があります。

この動画によると、

例えば坂道でニュートラル位置にするとドラッグブレーキが働いて、マシンはストップします。
ですが、スロットルを操作しニュートラル信号が無くなると、坂道をマシンが重力に従って急速に下ってしまいます。ニュートラルに再び戻すと急ブレーキがかかりリアが浮いてしまいました。

ACTIVE DRAG BRAKEをONにすることでその動作を抑制し、ブレーキを緩めながら下ったり、速度に応じたドラッグブレーキが働き、スムーズな操作が可能になるとの事でした。

追記: モーターの回転数や負荷に対して最適なブレーキがかかる機能。つまりオートモード的な物みたいです。これは1080には備わっていません。

でも、ちょっと待って!!

それって、自分のSCX10ⅲでは似たような動作するけど?
と感じます。

ちょっと調べて見ましたが、

7. Max. Brake Force 
(2) 12.5% 
(6) 62.5% (7) 75% 
8. Initial Brake Force 
(2) 6.25% 
(6) 31.5% (7) 37.5% 
9. Drag Brake 
(7) 80% 
(6) 70% 
10. Drag Brake Rate 
(l (2) Level 2 
(6) Level 6 (7) Level 7 
11. Neutral Range 
(1) 0.02ms (2) 0.03ms 
(6) 0.07ms (7) 0.08ms 
12. Start Mode/Punch 
(l) Level I (2) Level 2 
(3) 25% 
(8) 87.5% 
(3) 12.5% 
(8) 43.75% 
(3) Level 3 
(8) Level 8 
(3) 0.04ms 
(8) 0.1 Oms 
(3) Level 3 
(4) 37.5% 
(9) 100% 
(4) 18.75% 
(9) 50% 
(4) 50% 
(9) 100% 
(4) Level 4 
(9) Level 9 
(4) 0.05ms 
(9) 0.12ms 
(4) Level 4 
(9) Level 9 
(5) 50% 
(5) 25% 
(5) 60% 
(5) Level 5 
(5) 0.06ms 
(5) Level 5 
(6) Level 6 (7) Level 7 (8) Level 8

恐らく設定項目【10】のDrag Brake Rate。

これがTEKINのActive DragBrakeと同じ事なんだと思います。
レベル1-9まで。
これの数値が低くなるほど、ニュートラル時の踏ん張り具合が緩くなるはずです。今度実験してみます。

調べるまでは、「アクティブドラッグブレーキ」って、どんなスゲー機能なんだよ!と思ってましたが、クローラー用ESCとしては当然の機能なのかもしれません。

ちなみにCastle製のESCでは

このDrag Brake Rampという設定がコレに当たるのでは?
と思います。

未確認なんで推測ですが。


という感じでCASTLEとTEKINの製品を調べて見た感じ、次期ELEMENTに採用するESCはの候補は3つ。

HOBBYWING CRAWLER ESC ¥5000

Castle Creation MAMBA MICRO X  $77.95

1

TEKIN BXR $70

このどれかですかね。

熟考して決めたいと思いますが、とりあえずHOBBYWINGにして、もうちょっとしたらMAMBA導入してHOBBYWINGをREDCATに移植、という形が現実的かな。


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コメント

コメント一覧 (4件)

  • こんばんは
    お久しぶりです
    コロナ渦で逆に異常に忙しい毎日です、、、カネニナラズデスガ(涙
    毎日の様にお邪魔しているのですがコメ出来る余裕が無くでした

    僕はtekin一択です
    今は1台fxr、2台のマシンでbxrを愛用しています
    元々tekinのescはブレーキが良く、1/12でも使ってます
    bxrのアクティブドラック秀逸ですよ
    モーターに掛かる荷重(電圧など)を判断してドラッグを調整してくれます
    あと、tekinのブレーキの良さは効きしろ(で伝わるかな?)がスポンジブレーキで掛ける量でちゃんと可変します。ラジコンのescのブレーキって割とどれもガツンと効くタイプが多いのです。
    今は低速のコントロール性が良いブラシ5スロにtekin bxrが使いやすいと思います。
    設定も別にカードやPCを繋げる事無く2つのスイッチで全てコントロール出来ます。

    castleのescも高性能ですが設定などが面倒なのと発熱が大きいのがちょっと、、、

    そんな私感です。
    ところで色々新規導入予定がateesが在庫有りなのに7日も発送してくれず
    折角の連休が残念な事になってしまいそうです(涙
    愚痴でした、、、

    • いつもありがとうございます!
      好き勝手書いているブログに反応して下さって嬉しいです。

      やはりTEKINですか。
      FBでのコメントでもTEKIN推しの方とCASTLE推しの方がいて、どちらも魅力的で益々悩んでおります。

      ブレーキの効き具合ですが。
      確かに大事な要素ですね。これは体感しないときっと分からないですね。

      あと、アクティブドラッグブレーキ。
      これは説明してもらってなんとなくイメージ出来ました。
      簡単に言えば状況に応じたオートドラッグブレーキみたいな感じですかね。
      とても良さそう。

      スイッチだけで全て設定出来るんですか!!
      知りませんでした。
      一部の設定だけが弄れるのかと思ってました。
      そうなると一気に現実味を帯びてきます。

      ateesって使った事無いですが、アジア圏の流通はまだ回復してないんですかね。
      自分は5月末に発注したプロポが、昨日現地の航空会社から出発したと連絡が来ました。。。
      遅すぎです。。。

      ところで、ELEMENT発注したんですが、ハードプラパーツは頼みませんでした。
      香港のJAZRIDERとかいうメーカーがEnduro用のアルミ製パーツを安価で販売しているので、そっちで組もうかと思っています。
      でもとりあえずはノーマルで組んで見る予定です。

      また色々教えて下さい<(_ _)>

      • おはようございます
        elementのアルミパーツ最適です。
        というのもハードでも柔く結局部分的にアルミにしています、ただ固いだけでもいなせないので部分部分だはハード、ノーマルを使い分ける事が良いかと思います。

        ここからは僕のセットです。
        まずフロント、リアのエンド(バンパーサポート)は絶対にアルミです。
        フレーム間のプレートや補強はセンタースキッドプレート(モーター、ギヤマウント)は僕はハードです。
        ショックタワーはアルミが良いかと(僕はハードに5Racingのタワーブレス使って補強してます)
        ボーシングは好みが有ると思いますがキャンバーに強いのは鉄でしょうか、僕はハードにハブ類をsamixのブラスを使ってます。
        elementはスタンダードな車体構成で重心も低くベースとしてはとても良いと思います、アメリカのコンペのレギュレーションに合わせて2スピードやデフロック、DIGなど搭載してこなかったことや前後デフがロックなのですがフロントオーバードライブが標準などやはりコンペのアソシかと。
        uターンが苦手なので早めのモーターで低速のコントロールが良いホルムの12T5スロ&BXRでコントロールしています。
        タイヤはスケールで行くつもりなので19/100サイズで行ってます。あ、ホイールは鉄でインナーはCrazy Crawler LaserFoam “Heavy Duty” を使ってます。

        長々と失礼しました。
        ところでプロポをご購入とのこと「技適」は大丈夫ですか?場所によっては面倒臭い「技適ポリス」が居ますので(笑)

        • ありがとうございます。
          本当はSAMIXあたりが欲しいですが、予算もあるので良く分からない謎ブランドですがJAZRIDERの物で様子見てみようと思います。
          確かに全部硬くするのもどうなんだろ?と思っていたのでアドバイス貰って参考になりました。
          今思えば、ハードプラパーツも一部注文しておけば良かったとちょっと後悔。。。

          エレメントは、他のブランドとは違った魅力があり、色々な面で絶妙です。
          ブランディングが上手いんでしょうね。
          あと日本でまだそれほど普及していないと言うのもあるかも。

          自分は10.3で使ってるHolems 15T 5スロを移植して使おうと思ってます。
          あとはESCですね。。。

          プロポはですね技適警察の存在は認知しており(笑)、かなり慎重に調べました。
          FLYSKYのNB4ってヤツなんですが、京商が販売しているやつです。
          実はFLYSKYが日本の技適を取っていて、本体に技適マークが刻印されているんです。

          総務省に何度か電話して確認したんですが、刻印がある以上違法では無い、という事で買いました。
          技適シールは日本電波安全協会の独自規格なので特に法的な意味は無いそうです。
          ただ、今となってはサンワMT-44にしておけば良かったなと思っていますが。。。

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